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091126
2006年07月26日

「定額チョイ乗り」を見てきた(後編)

 残念な事ですが、アイヴィネットワークスから連絡が有り、2008年1月をもって、定額チョイ乗りはサービスが事業凍結になったとの事です。
 現在のリース中の車に関しては、料金・サービス等の内容は変わらずに維持されますが、新規のリース取り扱いは一切行われません。
 尚、定額チョイ乗りの件でお問い合わせがある方は、アイヴィネットワークスのサポートデスク 『Tel.0120-898971』 まで御連絡を頂きたいとの事です。


※今回は後編です。未読の方は、中編および前編を御一読下さい。

 アイヴィネットワークスさんの定額チョイ乗りですが、いよいよ最後のレポートです。

 今回は、出張の午後に行いました、アイヴィネットワークスの代表取締役社長 長嶋雅之氏のトップインタビューです。



(聞き手:株式会社ヒューマネット 坂田 誠)

−−−今回の事業を始めるに至った経緯を教えて下さい。
長嶋社長A
 弊社の母体会社であるアイゾー・コーポレーションでは、ワクワクドライブという、自動車教習生向けのCD−ROM教材を制作しておりまして自動車教習所などに収めていました。

 そんな中で新たなビジネスを考えるにあたって、自動車学校を卒業したばかりの初心者の方にトレーニングカーを安く提供できないかと言う事で、定額チョイ乗りのビジネスモデルが立ち上がりました。

 ちなみに何かの調査で、学生さんのアルバイトの平均月収は7〜8万円位であると聞きました。そうなるとリース代と燃料を含めて、3万円で運用・維持が出来ないと難しいと思います。

 しかし、地方都市で免許を取ったのであれば尚更、車はどうしても欲しいと思うんです。

 定額チョイ乗りなら、月が低額&定額でリース代、税金、車検代、オイル代、全てが含まれて、返す時も廃車の面倒な手続きと廃車代も不要。
 また、初心者の頃は擦ったり、ぶつけたりは避けられないと思うんですが、それも全く構わない。

 ビジネスモデルとして、自信を持って薦められるものだと確信しています。


−−−ちなみに最近では法人の需用も多いと聞きますが

 そうです。一般的に法人さんは車両を資産として計上して減価償却するよりも、全額を経費計上した方が良いからカーリースを使う訳ですが、新車のカーリースだと5〜6年は費用が拘束されます。

 それだと、事業的に縮小的な必要があった場合、車を減らす事自体が面倒なものになってしまいます。

 定額チョイ乗りであれば、年間のリース料も安く済み経費削減に繋がる。
 また、1・2年単位で事業状況を見ながら、計画的に社用車の増減の調整が出来る。

 このメリットが法人需要の増加の理由だと思います。

 あとは、社用車を擦ったり凹ましたりする社員が多く、新車やリースだと問題が大きいが、定額チョイ乗りなら、その部分を気にしなくても良いのは有り難い、という声も聞きますね。

−−−他に定額チョイ乗りの売りは何ですか

長嶋社長B まず、「リサイクル」に重点を置いた事業である事です。

 最近は車以外もそうですが、「物」を簡単に捨ててしまう風土があります。
 定額チョイ乗りは捨てられようとする車を、きちんと使える状態にして、安価で便利に消費者の方に使って頂いて喜んで頂く。


 日本の高い技術力で作られた車は、きちんと維持管理すれば、もっともっと使える。それを体現し、車のリサイクルを広く提唱する。
非常に意義のある事業だと思います。

 あとは、定額チョイ乗りは、北陸・東海・関西を基盤として、まずは地域密着で定着させて行こうと思っています。

 その中で調達から整備、販売から運用時のメンテナンスまで、全てを弊社だけで行うのではなく、当事業の主旨に賛同して頂いた、地元で評価されている車関連の企業さんに、色々な役割を担って頂いております。


 弊社で全てを抱え込むのは無く、各地域で実績のある企業さんとコラボレートをして、地域に根差した事業を確立していく。

 この点については、今後も方針を変える事はありません。

−−−最後になりますが御社の今後の展開について教えて下さい

 先ほども言った通りに、先ず北陸・東海・関西で、地域に根差したビジネスモデルを展開しながら、まずはシステムと基盤を確実なものとして、それを元に他地区へ進出していきたいと思っています。

 夢としては、具体的に時期は定めていませんが、出来るだけ早い内には、株式の店頭公開も出来る状態まで持っていきたいですね。

 いずれにしても、常にお客様に良い車を提供する、常にこの心を忘れずに弊社スタッフ一同、頑張っていきたいと思っています。

−−−有り難う御座いました


 という事で社長インタビューを以って、今回は締めとなりますが、レポートは如何でしたでしょうか。

 私的にはアイヴィネットワークスさんという会社さん自体に、非常に納得できたので良かったです。

 また、自社の利益だけでなく、地域の住民・企業、はたまたエコロジーまで、全てにメリットを生むビジネスモデルの面白さを再認識させて頂きました。

 御興味ある方は、先ずは「定額チョイ乗り」の公式サイトも覗いてみて下さいね。



「定額チョイ乗り」を見てきた
 →前編
 →中編
 →後編


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この記事へのコメント

1. Posted by yamaco   2006年07月28日 02:24
コンセプトのしっかりしたビジネスモデルというのは、どの切り口からみても納得ができます。
ベネフィットも見えていてい将来の展開が期待できますね。

ビジネス用には一般販売も開始されたドライブレコーダー付のサービスなどがあっても良いんじゃないでしょうか。
2. Posted by さかた   2006年07月29日 12:58
> yamaco 氏

 そうですね。今回のビジネスモデルは、「環境」「地域」というキーワードをクリアしているので、それ時点が付加価値が高くてよいと思います。

 商用にはドライブレコーダーや、ラッピング納車など色々なサービスが考えられますね。

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