2007年10月28日
小さくて儲からない人材会社は競争相手に疎い
ちょっと挑発的なタイトルの記事ですが、実は弊社も「小さくて儲からない人材会社」そのもの。自戒と社員教育の意味も含め、小さくて儲からない人材会社に欠けているものについて、不定期でブログで書いてみたいと思います。
さて、弊社のような地方で細々とやっている人材小企業の多くは、バタバタしている割に利益の出ない薄利体質から抜け出せませんが、それには当然理由が幾つかあります。その理由について幾つかありますが、その一点は「商売が競争である事を知らない(or軽視している)」こと。
小さな人材派遣の場合、
が、他の商売をやっている人からこれを見たら、何か違和感を感じませんか?そうなんです、この視点には競争相手である「同業社」の視点が、全く入っていないのです。
ちなみに人材派遣や職業紹介業もサービス業の括りに入るのですが、同じサービス業でも“お店”を構える飲食店等の場合、自店の商圏内に同業のライバル店が出来れば大きな影響が出ます。
なので、価格・サービス内容・客の入り具合などの重要部分は勿論、内装・接客姿勢・精算システム・正社員とバイトの人員割り振りなどなど、特に手強いライバル店の動向は細かい部分までチェックを行います。
その検証の上で、自店においてライバル店との差別化策を実行して、競争に勝とうとします。これは当然ですね。そうしないと店は潰れますから。
しかし、小さな人材業の場合、「人材の確保」「営業の確保」の自社部分に目を奪われ、他社の動向の把握が実にいい加減です。精々、「●●社は外国人をやっている」とか「他社の方が時給が50円高い」とか「事務の枠を●●社に奪われた。●●社は凄いな」程度の話で終っています。
で、先に言った通り、人材業も商売です。「人材の確保」「営業の確保」についても、商売相手との競争である事を意識していないと言う事は、
小さな人材会社の経営者ならびに社員は、
「今の人材戦略」→「ライバルに勝る人材戦略」
「今の営業戦略」→「ライバルに勝る営業戦略」
という視点に変えていかなければ、自身と会社の発展は未来永劫にありえない事を肝に銘じるべきでしょう。
ちなみに、このテーマ、実は人材業だけでなく、他業種でも「小さくて儲からない」状態の企業に当て嵌まっている事も多々あるように思う。
もし、そうであれば、まず深呼吸をして落ち着いて、広く周りを見渡して「ライバルが儲かっている理由」を探してみては如何かと存じます。
さて、弊社のような地方で細々とやっている人材小企業の多くは、バタバタしている割に利益の出ない薄利体質から抜け出せませんが、それには当然理由が幾つかあります。その理由について幾つかありますが、その一点は「商売が競争である事を知らない(or軽視している)」こと。
小さな人材派遣の場合、
- 自社
- 派遣(登録)スタッフ
- クライアント(派遣先)
が、他の商売をやっている人からこれを見たら、何か違和感を感じませんか?そうなんです、この視点には競争相手である「同業社」の視点が、全く入っていないのです。
ちなみに人材派遣や職業紹介業もサービス業の括りに入るのですが、同じサービス業でも“お店”を構える飲食店等の場合、自店の商圏内に同業のライバル店が出来れば大きな影響が出ます。
なので、価格・サービス内容・客の入り具合などの重要部分は勿論、内装・接客姿勢・精算システム・正社員とバイトの人員割り振りなどなど、特に手強いライバル店の動向は細かい部分までチェックを行います。
その検証の上で、自店においてライバル店との差別化策を実行して、競争に勝とうとします。これは当然ですね。そうしないと店は潰れますから。
しかし、小さな人材業の場合、「人材の確保」「営業の確保」の自社部分に目を奪われ、他社の動向の把握が実にいい加減です。精々、「●●社は外国人をやっている」とか「他社の方が時給が50円高い」とか「事務の枠を●●社に奪われた。●●社は凄いな」程度の話で終っています。
で、先に言った通り、人材業も商売です。「人材の確保」「営業の確保」についても、商売相手との競争である事を意識していないと言う事は、
- ライバルの拠点
- ライバルの商圏
- ライバルの客層(求人・求職ともに)
- ライバルの営業人員と営業戦術
- ライバルの人開人員と採用戦術
小さな人材会社の経営者ならびに社員は、
「今の人材戦略」→「ライバルに勝る人材戦略」
「今の営業戦略」→「ライバルに勝る営業戦略」
という視点に変えていかなければ、自身と会社の発展は未来永劫にありえない事を肝に銘じるべきでしょう。
ちなみに、このテーマ、実は人材業だけでなく、他業種でも「小さくて儲からない」状態の企業に当て嵌まっている事も多々あるように思う。
もし、そうであれば、まず深呼吸をして落ち着いて、広く周りを見渡して「ライバルが儲かっている理由」を探してみては如何かと存じます。
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この記事へのコメント
1. Posted by さぼ 2007年10月30日 22:11
こんにちは。
私も同感です。競争意識が薄い気がします。
弊社は人材派遣会社さんに頑張っていただくため日々お手伝いをしていますが、成功している企業ほど意識力が高いです。これは私が3年かけて300の派遣会社を見てそのように感じています。
まずは求人誌やホームページを見て他社と何が違うかを見ても良いかもしれません。
時間=お金の意識も持ってください。
削減する経費と必要な経費を間違わないでください。
大事なスタッフがいなくなりますから。
頑張ってください!!
私も同感です。競争意識が薄い気がします。
弊社は人材派遣会社さんに頑張っていただくため日々お手伝いをしていますが、成功している企業ほど意識力が高いです。これは私が3年かけて300の派遣会社を見てそのように感じています。
まずは求人誌やホームページを見て他社と何が違うかを見ても良いかもしれません。
時間=お金の意識も持ってください。
削減する経費と必要な経費を間違わないでください。
大事なスタッフがいなくなりますから。
頑張ってください!!
2. Posted by sakata 2007年11月06日 20:48
> さぼ さん
どーも。PCのOS入替えお疲れ様でした。
> 成功している企業ほど意識力が高いです。
そうなんですよね、これはほんとに。
という、ウチがキチンと出来ていませんが(^^;
しかし、3年で300社とは凄いクライアント数ですね。今度、お話を聞かせて下さい。
どーも。PCのOS入替えお疲れ様でした。
> 成功している企業ほど意識力が高いです。
そうなんですよね、これはほんとに。
という、ウチがキチンと出来ていませんが(^^;
しかし、3年で300社とは凄いクライアント数ですね。今度、お話を聞かせて下さい。