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hachienitenBinner
2009年04月24日

製造業の空洞化の進行と雇用崩壊

製造業の大不振から、製造派遣が壊滅的な状況になっています。それに追い討ちが掛かるかのように、製造業の空洞化が進む可能性があります。
シャープ 海外生産方針を転換 海外は合弁 生産コスト改善へ抜本改革
シャープの片山幹雄社長は8日、東京都内で会見し、海外生産方針を転換すると発表した。生産の海外移管を進める際に、今後は現地の有力企業と組んで工場を建設し、投資を抑制するとともに為替変動リスクにも対応する。輸出を軸にしたこれまでの考え方を大きく見直すもので、同社の世界戦略は新たなステージに入ることになる。

≪「輸出は時代遅れ」≫
会見で片山社長は「自己投資で工場を作り、輸出する仕組みは時代遅れ。これを変えないと行けない」と強調した。

(後略)

生産コストの違いから、製造業の好調時も、工場の海外建設などはありました。

今回は、大不況の中でも需要が見込める中国の需要が鍵であり、その需要を取り込むためには、「地産地消型」の海外生産が必要という判断ですね。

一応、最先端技術の集積は国内に置いて、量産は海外の工場で「地産地消型」。メーカーの事業展開が、こう進んでいくと、大きな問題は、国内の労働人口の需要が大きく減る事です。

日本の産業で、労働人口の需要を担っているのは、やはり製造業です。しかし、日本の製造業は輸出型で成り立っていた事実が、根底から崩れていけば、長期的・慢性的な就職難が進む事になってしまいます。

最近の世論は「短期的な雇用の維持」にばかり目がいっていますが、今の内に、「長期的な雇用維持」を実現する為の国際競争力ある産業構造の改革や、雇用の有り方の見直しを行わなうべき、国の存亡が掛かった危機的状況を自覚するべきでしょう。


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