100年続く製造業発展の鍵は【情報強者】/twitterやFacebookで結果を出す、はちえん。の中の人

hachienitenBinner
2009年07月13日

100年続く製造業発展の鍵は【情報強者】

最近、やたらと、格差という言葉が使われていますが、情報にも、情報弱者情報強者の格差社会が生じている事をご存知でしょうか。

その前に、情報格差とは何か?
wikipediaから引用します。
情報格差(じょうほうかくさ)とは、対象間における情報量に差があること。また、その差によって「情報強者」と「情報弱者」("情弱"と略されることがある)の間に生じる格差のことを指す。
日本においては、1990年代以降、インターネットなどのコンピュータネットワーク(情報技術)が普及するにつれて、パソコンなどの情報機器の操作に習熟していないことや、情報機器そのものを持っていないことは、社会的に大きな不利として働くようになった。

情報格差で下位に位置づけられる対象としては
  • 情報機器の購入・維持や教育を受けるための費用が出せない者
  • 中高年など、長い間情報機器がない環境で過ごしてきたため、情報機器に対する拒絶反応(コンピュータアレルギー)により情報機器を利用しない者
  • 放送(地上波・地上デジタル)・通信(ブロードバンド)の採算性が人口等の条件により悪く、サービスが提供されていない地域の在住者
などが挙げられる。
ここで製造業など、長い間情報機器がない環境で過ごしてきたため、情報機器に対する拒絶反応(コンピュータアレルギー)により情報機器を利用しない者」と主語を入れ替えても、全く違和感が無いのにお気づきでしょうか。
(尚、生産管理やCAD/CAMの分野においてコンピューターが活用されている現状は把握しています。今回は情報取得に、ITが活用されていない、という意味です)

といっても、情報が無くても、それで受注が減るわけでも無いので、それが重要な事だと思えない、のは致し方が無い事。

しかし、全く情報が無い情報弱者と、情報を活用している情報強者の間には、埋め難い格差が大きく発生している事を、情報の活用事例を元に証明します。

(注)尚、情報とはインターネット上だけの事ではなく、新聞・テレビ・雑誌などの媒体、人脈によるコクチコなど、全てを広義的に含むものだと、お考え下さい。
  • 情報格差が資金繰りに格差を生む
不況時の雇用を維持する為に休業補償の4/5を助成する、中小企業緊急雇用安定助成金
今年度に限り、新技術・新製品の2/3を補助する、ものづくり補助金
その他、セーフティーネットでの低利融資。

これらについては、報道が多く、行政のPRが精力的だった事もあって、中小製造業でも知られ、活用されています。
もし、これらの施策を知なければ、多くの製造業の経営者は、資金繰りに奔走し、長年働いて貰った従業員も大リストラする。そんな状況になっていた筈です。

実は、不況になる前から、こういった、製造業振興の為の行政の施策は行われており、それを活用できているか否かが、現状の資金繰りの貧富に大きく作用していきます。
  • 情報格差が受注に格差を生む
さて、受注を取る為にやるべき事は何でしょうか?
  1. 見込み客の工場新設や、生産の増産見込みなどを知る
    ライバルより早く営業を掛ける
  2. 有用(且つ低コスト)な産業展や技術店の情報を知る
    出展し新規受注を図る
  3. 人脈から業界のインサイダーな情報を知る
    場合によっては人の紹介を御願いし、営業活動にあたる
全て共通するのは「知る」→「営業する」事。
この積み重ねの有無が、時間経過毎に、埋め難い格差を広げています

現時点でも、伸びているライバル企業と、自社において、格差が広がっているのですが、体感できない為、それを放置してしますます。
が、それが大きな機会損失を生んでいる事を自覚しなければ、なりません。
  • 情報格差が製造に格差を生む
戦後の良い物を作れば売れる時代は終わった、と言われて久しいです。
それは、国際競争という名の下に、国内だけでなく、海外も含めて、コスト・品質・納期、全てに厳しい戦いを行わなければならないからです。

が、その割に、現状の設備・技術・人員構成から原価を出して、売価を決める原価主義で、結局は、コスト面で負けている製造業が存在します。

これからの時代は、お客様の購入してくれる売価で販売できる売価主義で、海外との競争でも勝ちうる低コスト生産体質を身につけなければ、製造業の生き残りはありません。

そして、現在、生産向上については、カイゼン・5S・ムダ取り・QCなどなど、書籍・研修・コンサルタントなど、情報は溢れ返っている訳です。
あとは、自社にあった手法を選択できるか否かと、今後生き残る為に製造改革を成し遂げる覚悟があるか否か、その2点に掛かっています。
企業経営を発展させるコツは、経営資源を有効に活用できるか否か、です。
そして、経営資源とは、人・物・金と言われてきましたが、それに情報も加わっているのが、現代です。

同時に、日本国内において、情報の経営資源化が遅れているのが、中小製造業であるのも、事実です。

ヒューマネットは製造業ではありませんので、製造のノウハウについては、持ち合わせていません。
が、IT活用を筆頭に情報のノウハウは、間違いなく岐阜・愛知でもトップクラスであると自負しています

そして、ヒューマネットは岐阜・愛知の意欲と志がある製造業と一緒に、情報の取得選択活用を行い、情報の経営資源化による、製造業の飛躍を目指しています。

その一例として、岐阜・愛知の製造業に、岐阜・愛知で役立つ、受発注・助成金・IT活用の情報をメールにて発信をしています。

もし、貴方が志を同じくする、熱い製造業の経営者であるならば、是非、ヒューマネットのお問い合わせフォーム、若しくは電話(058-379-2666 担当/専務の坂田まで)にて御声掛け下さい


最後に。

10年後には、アジア諸国の台頭により、多くの中小製造業は危機を迎えている事は間違いないでしょう。
しかし、まだ今なら、100年続く、ものづくり企業を作り上げる事が可能です。

是非、そんな熱い会社と仕事をしていきたい!と心の底より願っています。

どんな悪い状況でも、勝ち残れるのは、前に進む者だけです!
恐れず、惑わず、ひたすら前進しましょう!!



お薦めFacebook記事

ソーシャルメディア活用による、コミュニティ形成により実績を上げたい御法人様は、はちえん。にお問い合わせ下さい
http://8en.jp
お問い合わせ:sakata@8en.jp


☆ソーシャル系のビジネス活用情報を各媒体で配信
follow_twitterfollow_facebook
follow_mixipagefollow_googleplus
はちえん。仕事の料金表

事例から学ぶ!Facebookビジネス活用DVD~世界No1のSNSをビジネスに活用するために必要な、たった2つのポイントとは~[DVD-ROM]

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔