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hachienitenBinner
2011年07月30日

「当社はFacebookやtwitterをやらない!」事の3つのリスク

 最近、twitterやFacebookなどのソーシャルメディアが異様に盛り上がる中、頑なに「そんなものはいらん!」と使用しない企業もあります。

 それが、キチンとソーシャルメディアの特性を知った上での判断であれば何も問題ありませんが、ただ「わけが分からんものは、やらん!」という事であれば、それはリスクがありますよ、という話。
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「当社はFacebookやtwitterをやらない!」事の3つのリスク

1.先行した同業他社にシェアを奪われる
 当然、自社がやらない間に、同業他社がソーシャルメディア展開をして、後からソーシャルメディアで展開しようとしても、もう入る余地が無い。そんな状況は十分にあり得ます。というか、そうなるでしょう…。
 しかし、もともとソーシャル系をやる気がない企業にとっては、ここは大したリスクと感じない。そういった企業にとってのリスクは、残る2点です

2.ソーシャルメディアで誹謗中傷が発生しても気づかない・止めらない
 悪意を持つ第3者や、極度のクレーマーが、ソーシャルで事実の誇張や、虚偽を拡散。それが衝撃的な内容であるほど、噂は数時間で何十万人に広がり、ソーシャルをやっていない企業の耳に聞こえてくる頃には、ソーシャルで「大炎上」した後です。
 炎上を沈静化する為に、ホームページなどで正式コメントを出しても、ソーシャルの炎上には全く効果がありません。

 もし炎上問題が発生しそうな場合は、twitterやFacebookの公式なアカウントを持った上で、定点的にソーシャル内を観測し、早期にソーシャル側でも炎上鎮火の働きかけを行うのが鉄則です。

3.コントロールできない公式に近い非公式Facebookページが出来る
 悪意を持った「なりすまし」問題は、それを報告して消せば済むので、実は簡単な問題です。難しいのは、善意の第三者による、公式に近い非公式Facebookページが出来る事です。

 勝手に第三者が企業や商品名のFacebookページを作った場合、それはFacebookに通告すれば、削除することは出来ます。
 しかし、企業がFacebookページを持たない内に、ファンが企業名・商品名など、公式と紛らわしい名前でFacebookページを立ち上げ、それが数千人単位のファンを獲得して盛り上がった場合、それを後から削除する事は「応援する多くのファンの気持ちを踏みにじる」行為になり、非常に厳しい選択になります。
 また、運営が善意のファンとは言え、Facebookページのコントロールはできないので、結果として、根拠のない嘘の情報が拡散されたり、企業が望まない方向に、ファンが誘導されてしまう可能性もあり得ます。

 これを防ぐには、企業側が公式Facebookページを持つ事が、最も簡単な解決ですが、Facebookページを持つ以上は、運営の責任も発生します。
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 いつの間にか、ソーシャルメディアは、世の中の「情報の流れ」に組み込まれたシステムになっており、残念ながら、日本でも「やらない・知らない」では済まされない存在にどんどん成長しています。
 
 「やらない」という経営判断も当然ありですが、それは、きちんとリスクを把握した上で決定して頂ければと思います。



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