2011年08月18日
Facebookの大成功者のツール活用状況を分析してみた
私の周りには、大小含めて、Facebook活用で売上が上がっている実業系の方々が多く居ますが、その中でも、よくセミナーなどでお話をさせて頂くのが、このお三方。
- 三承工業株式会社 西岡徹人社長
前年度 売上4.5億円を、今年度は既に半期で達成(総合建設業) - リバイバルビジョン名古屋 穂苅万博社長
2010年9月から10ヶ月でFacebook起点で売上4600万円を達成(SMI販売) - パティスリーリュンヌ 木村大志店長(ソーシャルパテシエ)
2010年10月からFacebook開始で、昨年対比で売上三割アップ(洋菓子店)
ちなみに、このお三方は、大成功しているのに、CSSやXMLなどのWeb関係の知識はゼロ。それどころか、パソコンは、文章入力程度という、超アナログ人間です。
そんなお三方が、なぜ大成功しているのか、Facebookを含む、ツール(手法)の活用状況を調べてみると、ある共通性を発見しました。

★三承工業株式会社 西岡徹人社長の活用状況
思ったより、沢山のツールを活用しています。西岡社長の場合、技術はありませんが、とにかくマメ!
リアル活動が非常に多く、外で人に合うことも多いのですが、その場で写真を撮り、スマートフォンから直ぐにアメブロ・twitter・Facebookにアップ。リアルで会った後も、ソーシャルで交流を深めるスタイル。

★リュンヌ 木村大志店長の活用状況
木村店長はパテシエでもあるので、日夜忙しく、その合間にFacebookをやる程度という事もあって、非常にシンプルなツール構成です。
イベントを中心とするリアル側と、Facebookでのネット側の交流を、少ない時間から上手く行っています。
また、時間がある時は、近隣の交流会などに出席して、人脈を広げておられますね。

★リバイバルビジョン名古屋 穂苅万博社長の活用状況
リアル側の仕掛けが、非常に組まれているのが特徴的ですが、これは元々、Facebook以前から意識的に行い成果を上げてきた中に、Facebookを取り込んで、それをさらに加速した形。
特に以前と比べて、アポイントメントの獲得は非常に楽になった、との事。
また、既存顧客へのアフターフォローにもリアル&ソーシャルを活用している点も特徴的です。

大成功者の共通点
ツール(手法)には、二つの軸があります。一つは、施策がネットで行われるか、リアルで行われるか。
そして、もう一つは、「売る」というビジネスな側面を持つか、個人と個人の付き合いのパーソナルな側面を持つか、です。
桁外れて、成果を出している大成功者は、ネット・リアルの両面で、パーソナルな関係性を構築できるツールもきちんと活用し、全面的にツールを配置している、という事です。
リアル・ネットの両面にツールを配置する事で、ビジネスの内容と、それに掛ける想いと、自分の人間性を、今までにあり得ないスピードで知って貰い、信頼を得る。そして、購買・成約という、高いハードルを短期で超える。
これは、バランスの良いツールの組み合わせがあってこそ、始めて実現できる結果です。
Facebookオタクになるな!
Facebookで成果を出すと言うと、Facebookばかり勉強する人が居ます。あなたが、Web制作などの専門業で無い限り、これはあまり意味がありません。
Facebookという、ツールは組み合わせてナンボ、である事は、ここ迄の説明で自明の理です。
Facebookという、ツールは組み合わせてナンボ、である事は、ここ迄の説明で自明の理です。
実際に、今回の成功者の方々のFacebookで使っている機能は、写真・イベント・グループなど、Facebookの基本機能のみです。
それよりも、個人的にもビジネス的にも、お客様との接点を持てる機会を、如何に多く持つかが大事なのです。
成功者は、それを感覚として体得していて、Facebookの最低限に必要な機能だけを使って、ツールとして、上手にFacebookを自分の中に取り込んでいます。
そして、彼らはFacebookに対して強い執着もないので、もしFacebookが駄目になった時は、即、見切りをつけてFacebookを捨て、別の使えるツールを取り込む事でしょう。
どんどん、新しく出てくるソーシャルメディアですが、それに振り回されている内は、絶対に有効活用できません。
きちんと自分の中に、ツールの選択肢の一つとして取り込む。そして、パーソナル〜ビジネスまでバランスよく他のツールと合わせて、使いこなしてください。
尚、使いこなしの最大のポイントは、自分で使うには難しい機能、自分にとって使う必要のない機能は、思い切って捨てる事です。
それでは、皆様のご検討をお祈りします!

【参考資料】

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