hachienitenBinner

人材ビジネス業界

2008年04月01日

人材難と中小企業の人材採用

 景気動向が怪しくなるなか、それでも相変わらずの中小企業の人材難は続きます。
 今回は以前にmixiのコミュニティへ投稿したコメントを、再編集してお送りいたします。


 さて、一般的に企業が欲しい人材は「若くて高学歴or高スキルで優秀な人材」ですが、言うまでも無く、中小企業が優秀な人材を採用する事は困難です。

 従来、中小企業が狙う人材は「学歴orスキルはソコソコで、大企業へ就職は無理。でも、やる気はある若い人材」でした。が、この層も簡単に採れないご時世なのは確かです。

 しかし、人材難を時代背景の所為にしてしまえば、中小企業の人材採用は、そこでゲームセット。諦めてはいけません。


【長文なので、続きを読むに続く】

続きを読む


このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年12月06日

ミニ書き/企業の新卒採用担当は必見!マイコミ採用サポネット

 タイトルままですが、新卒採用人事担当者のための就職支援サイト マイコミ採用サポネットのデータが凄いです。
 新卒採用をしているけども、上手くいかない中小企業の社長さん・人事さんはデータを見てから、採用戦略の見直しをお勧めします。

マイコミ採用サポネット




このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年12月04日

あんしん財団の企業向けの労災上乗せ型の損害保険が凄い

 最近、弊社の管理スタッフについて、福利厚生の一環で、あんしん財団(財団法人中小企業災害補償共済福祉財団)の企業向けの労災上乗せ型(労災じゃなくても使えますが…)の損害保険に加入しました。
 
 あんしん財団は、中小企業の健全な発展と福祉の増進に寄与することを目的とした厚生労働省許可の公益法人。
 会員事業所数は25万社を越え、同時に加入者数は55万人を越えている巨大な財団法人。
  1. ケガの補償を行なう災害補償共済事業
  2. 労働災害を未然に防止し安全で衛生的な職場環境づくりを支援する災害防止事業
  3. 職場のゆとり増進に貢献する福利厚生事業
上記の3つを事業の柱としている、中小企業の為の労災上乗型の保険。

 掛け金は1人あたり月額2000円で掛け捨て型。 民間の保険会社でも、1人あたり2000円を切る法人向けの損保は有ります。
 が、財団法人は民間と違い、経常利益を求めない存在である為、保証・福利厚生の充実振りが半端じゃないのです。

 詳細は公式サイトをご覧頂くとして、弊社が加入したポイントを箇条書きで紹介。


怪我の種類が業務中は勿論、業務外(プライベート)の怪我でも保険がおります。また、業務中の怪我で労災認定の有無に関らず、保険がおります。

※軽度の怪我での通院・往診の保険申請手続きも簡単。

安全に対する助成制度で、消化器、安全靴、AED、ヘルメット、エアコンなど、要した費用(3,000円以上)の1/2を上限(天井有)に助成金がおりる。手続きも簡単。

健康診断で1人2000円。人間ドックの受診で1人6000円の助成がある。

全国1,000ヵ所以上のホテル・旅館・ビジネスホテル、更にはゴルフ場などで2000円の補助が適用。勿論、目的は仕事でも家族旅行でも、何でもOK。

会報誌の懸賞で有名演歌歌手のコンサート有名演劇などの無料招待券が異様に当たり易いです。ちなみに平成18年度の観劇、コンサート等イベントへの無料招待数は約13万人です

地域向け、全国向けの会報誌で、希望企業は記事として無料で取上げて貰えます。しかも、商品・サービスによっては反響もあります。

売り上げや従業員数の保険料決定ではないので、加入人数を任意で決められます。なので、当然、予算もきっちり管理。


 ちなみに年間の1人の保険額が24000円ですが、人間ドック・健康診断の助成を適用すると、実質年額は18000円です。
 更に、スタッドレスタイヤや安全靴やヘルメット等の購入品は全て助成金を適用して、更に加入者の公私関係無く、軽い怪我などでも、保険をバンバン申請すると、保険料に対する回収率は…。

 中小の製造業・製造系人事派遣には圧倒的にお勧め。

サービス・物販業でも加入する価値は高いと思います。

 また、懸賞大好きな自営の方にはうってつけでしょうね


 尚、
公式サイトも見て頂いて、岐阜・愛知の法人さんでご興味あれば、あんしん財団のエリア担当の営業さんをご紹介しますので、私まで御連絡下さいませ。058-379-2666


このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年11月23日

労働者派遣法を分かり易く開設してあるサイト

 弊社が行なっている事業の一つ、一般労働者派遣事業(いわゆる人材派遣)は厚生労働省が管轄する許認可事業です。
 よって、労働者派遣法という法律に準じて、あれやこれやそれやと、色々とめんど…、いやいや、色々と複雑な許可や手続きや書類などが必要な訳です。

 で、人材ビジネスに新規で関わろうとすると、この労働者派遣法で悩む場面も多々ありますので、今回は同業社の為に、労働者派遣法を分かり易く開設してあるサイトをピックアップ。

何かと読んでも分り辛い法律原文を、口語体で分り易い文章に書かれています。しかも、ワンポイント解説つき!

思いっきり同業他社のサイトですが、派遣を受け入れる企業側に必要な視点で、必要なポイントを絞って解説があり、便利かつGOODです。


 日々、是勉強。頑張って下さいね>同業の皆様



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年11月10日

東海地方の求人採用に閉塞感

 今日はこんなニュース。

平成19年上半期 人材派遣・業務請負の募集時時給・求人動向調査レポートを発表


−−−引用開始−−−
東海エリアの平均時給が下落した。これは人材不足が解消されたためではなく、人材を確保するために使われてきた「募集時の時給引き上げ」に限界が出てきたためと考えられる。
−−−引用終了−−−

 まったくその通りで…。

 根本的に求職者が居ない状況の中、非正規雇用の温床、はたまた、グッドウィル・フルキャストのコンプライアンス上の問題発生など、人材派遣に対する世論は最悪に近い状況。はっきり言って、時給の上げ下げだけで、人材の登録数が変わる状況ではありません。

 また、時給競争の末、結局はスタッフが確保できないという状況に、疲弊しきった中小人材会社も多く、その結果として、時給競争が落ち着いた部分もあるでしょう。
 いずれにしろ、好景気と言われながらも、中小人材会社にとっては「冬の時代」であり、行き倒れる会社(倒産)、魂を売る会社(買収)が、あとを経ちません。

 このブログのアクセスログを見ていると、同業の方も見ておられるようですが、地道に頑張っている地方中小のご同業には、冬の時代を生き残り、暖かな春を迎えたいものだと願うものです。



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年10月28日

小さくて儲からない人材会社は競争相手に疎い

 ちょっと挑発的なタイトルの記事ですが、実は弊社も「小さくて儲からない人材会社」そのもの。自戒と社員教育の意味も含め、小さくて儲からない人材会社に欠けているものについて、不定期でブログで書いてみたいと思います。

 さて、弊社のような地方で細々とやっている人材小企業の多くは、バタバタしている割に利益の出ない薄利体質から抜け出せませんが、それには当然理由が幾つかあります。その理由について幾つかありますが、その一点は「商売が競争である事を知らない(or軽視している)」こと。

 小さな人材派遣の場合、
  1. 自社
  2. 派遣(登録)スタッフ
  3. クライアント(派遣先)
のトライアングルで商売に四苦八苦している事が殆どです。確かに「人材の確保」「営業の確保」は重要な事には違い有りませんから、それは当然です。

 が、他の商売をやっている人からこれを見たら、何か違和感を感じませんか?そうなんです、この視点には競争相手である「同業社」の視点が、全く入っていないのです。

 ちなみに人材派遣や職業紹介業もサービス業の括りに入るのですが、同じサービス業でも“お店”を構える飲食店等の場合、自店の商圏内に同業のライバル店が出来れば大きな影響が出ます。
 なので、価格・サービス内容・客の入り具合などの重要部分は勿論、内装・接客姿勢・精算システム・正社員とバイトの人員割り振りなどなど、特に手強いライバル店の動向は細かい部分までチェックを行います。
 その検証の上で、自店においてライバル店との差別化策を実行して、競争に勝とうとします。これは当然ですね。そうしないと店は潰れますから

 しかし、小さな人材業の場合、「人材の確保」「営業の確保」の自社部分に目を奪われ、他社の動向の把握が実にいい加減です。精々、「●●社は外国人をやっている」とか「他社の方が時給が50円高い」とか「事務の枠を●●社に奪われた。●●社は凄いな」程度の話で終っています。

 で、先に言った通り、人材業も商売です。「人材の確保」「営業の確保」についても、商売相手との競争である事を意識していないと言う事は、
  • ライバルの拠点
  • ライバルの商圏
  • ライバルの客層(求人・求職ともに)
  • ライバルの営業人員と営業戦術
  • ライバルの人開人員と採用戦術
を知らないという事ですから、後発で優秀なライバルが出てきても、「●●社は最近凄いな」とか呑気な事を言っているだけ。その間に自社のシェアをどんどん奪われて、末は事業縮小or企業買収or倒産という結果に。

 小さな人材会社の経営者ならびに社員は、
「今の人材戦略」→「ライバルに勝る人材戦略」
「今の営業戦略」→「ライバルに勝る営業戦略」
という視点に変えていかなければ、自身と会社の発展は未来永劫にありえない事を肝に銘じるべきでしょう。


 ちなみに、このテーマ、実は人材業だけでなく、他業種でも「小さくて儲からない」状態の企業に当て嵌まっている事も多々あるように思う。
 もし、そうであれば、まず深呼吸をして落ち着いて、広く周りを見渡して「ライバルが儲かっている理由」を探してみては如何かと存じます。


このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年10月19日

人材ビジネスの数字/14%

 これ、正確には13.96%です。

従業員の給与の14%

に相当する額が、厚生年金・健康保険・介護保険・労災保険・雇用保険などを足した、企業が負担する法定福利費になります。
 ちなみに介護保険の加入の有無と、業種による労災保険の料率の適用で若干変化しますが、一般製造派遣の場合は、大体はこんなものです。

 尚、人材派遣業の場合、これだけで荒利益の30〜40%が吹き飛んでしまいます。
外から見ると景気の良い業界に見えますが、実は人材派遣業が儲からない理由の大きな一つです。

 いずれにしても、人材業界の人は、絶対に知っておかないといけない数字の一つなのです。



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年10月15日

地域分析は予想以上に凄い

 今回、ヒューマネットの人材獲得の地域戦略を考える為に、各務原市に絞って、ある分析をやってみた。

 分析内容は、弊社に今まで登録をして頂いた各務原市在住の登録者の人数を町毎(鵜沼朝日町とか)に切り分ける。

 次に、各務原市の町毎の人口比率を出す。

 そして、登録者の市内の町毎の登録数の比率と、各務原市の町毎の人口比率を比較して、数字を出す。

 更に登録比と人口比で比較をして、基準より高い低いを、各務原市の地図にシールで色分けして貼って行く。

 これをしたら、ウチの登録者動向が「目からウロコ」で一目瞭然になった。凄い凄い。

 企業秘密なので分析結果は書かないが、やはり地元商圏での顧客動向を、数字にして、更に目に見える形にする事の重要性を痛烈に感じた。

 商売人の皆さんは絶対にやった方が良い、間違い無い。



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年10月12日

ビジネスの成功はオッパッピーって位に簡単だ

 本屋さんに行けば、実際に成功した社長などが書いた、経営・営業・商品等の戦略に関する経営本はいっぱいあります。 実際にそういう本は結構なベストセラーになったりしますが、売れている割には、それを実践して儲かったという話を聞く事が少ないです。

 大体、買ったけど実践しなかった人に理由を聞くと、「自分とは業界が違うから出来ない」とか「忙しいから出来ない」とか「出来ない理由」で自己養護
 最後には「こんなの知ってるよ。前に本が売れた●●●戦略の受け売りでしょ。」みたいな知ったかぶりでご満悦だったりするのが、何も結果を出していない人だったりします。

 はっきり言って、それが結果を出した、根拠ある戦略であれば、●●戦略だろうが▲△戦術だろが、やれば何らかの結果は出ます、絶対にね。

 しかし、経営本もダイエット本も同じで、本を読んで、書いてある内容を実践すれば「痩せる」事はとってもよく分かるのに、自分を甘やかし、言い訳をして、実践をしない。だから、肥満は解消されない。

 ちなみに、ダイエットで一番健全で、一番効果の高い方法は「運動」と誰もが知っていますね。しかし、「決意と努力」が要るから、皆、やりたがりません。
 で、「●〇を飲むだけ楽ちんダイエット」みたいな根拠も結果も無い、胡散臭いダイエットに騙されます。

 ダイエットで時間と資金を浪費しても死にはしません。が、市場競争が行なわれる企業の場合、資金と時間を浪費する事は、自社が伸びないだけでなく、見えない内に優秀な競合他社にシェアを奪われていく「死に等しい」行為です。

 また、努力もせずに、焦って安易で簡単な“他者”に頼った末、巨額の詐欺(若しくは詐欺同然)に引っ掛かって会社を傾かせる企業もいっぱいあります。

 企業が儲からないのは、企業の「戦略が無い」からではありません。儲かる為の戦略・手法なんて、幾らでも世の中に溢れています。
 「覚悟と努力」の下に「実践」をしないから、儲からない。ただ単に、それだけ。

 という事で、ビジネスで成功する為の原理自体は「おならプー」って位に簡単です。要は「やるかやらないか」


で、貴方はどちらを選択されますか?




このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年08月05日

フルキャストの事業停止命令の件で箇条書き

 もう記事を引用するまでも無く、フルキャストの事業停止命令の件が盛んに報道されています。

 このブログでも、フルキャストの件については、記事にするつもりですが、今回は取り合えず箇条書き。
  • ウチは労働者派遣法の禁止業務に派遣をしてません。と言っておく。
  • 大手に限らず、中小も含めて、こういう話は一杯聞く。確かに短期・単発系の派遣会社で多いような。
    でも、短期・単発系だけじゃないけど。
  • 更に世論と政局の流れが人材派遣業界の厳粛化を推し進めるのは必定。大きい派遣会社を中心に、労働局の監査がバシバシ入って、新聞にバシバシ載る予感。
  • 日本では人材派遣というビジネスモデル自体が、曲がり角に確変突入で大連荘モード。
    潰れる&買われる同業が多数な予感。ちなみに、外資も一杯買いに来ますから〜(ギター侍風)
  • 企業の短期系労働の需要はあるにも関わらず、大企業のクライアントは特に派遣会社へ出せない状況になるジレンマ。
    その鬱積した需要をどこに向けるかが、人材ビジネスの商売の鍵。
最後に同業に送ります。

ピンチはチャンス!


==============
企業と人の幸せな出会いを目指す
株式会社   ヒューマネット
岐阜県各務原市鵜沼朝日町3-167-7
0120-15-8692/行こうハロー求人
一般人材派遣/般21−010037]
有料職業紹介/21-ユ-010038]



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年07月30日

参院選の自民党大敗と人材派遣業界

 安倍総理の涙目が印象的な参院選での自民党の大敗。今回は年金選挙だと言われ、自民党の負けは織込済みでしたが、私が今も織り込めないのが、人材業界の今後。

 特に格差を生む非正規雇用の元凶と人材派遣が世論から非難される中、労働法・職業安定法・労働者派遣法などの雇用関連法案が、今後どの様に改正されるのか、全然、読めないです。

 いずれにしても、人材派遣業を生業とする者は、これから世間の“風”を読み違えると、本当に潰れかねない、非常にシビアな局面に入った事を自覚しなければなりません。

【風の読み違いの事例】
資金調達計画が難航 グッドウィル、株下落で中国新聞ニュース



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年06月07日

トヨタグループの北海道集積が製造派遣にもたらす意味

中日新聞 2007年6月5日号から一部引用)
 北海道でトヨタ自動車のグループ企業の集積が進んでいる。デンソーは国内で十一年ぶりとなる工場の新規立地を千歳市に決定。アイシン精機とトヨタ自動車も今春、工場を新増設した。本拠地の愛知県で人手不足が深刻さを増す中、狙いは優秀な人材の確保。グループの主要メーカーがそろって生産拠点を構えることで、系列企業の進出にも拍車が掛かりそうだ。


 このニュースですが、東海エリアの製造派遣業者にとっては、非常に大きな意味を含んでいます。
  1. トヨタ、トヨタ主力のグループ企業及び、関連中堅どころの企業が、北海道に工場新設→東海地区の人材ニーズの減少
  2. 北海道内での労働者需用の増加。並びに賃金ベースの改善→製造派遣の多くの企業が北海道で行なっているの県外雇用の応募者の減少
  3. 北海道での雇用は企業直接の社員募集が主体→企業の派遣会社離れが加速
 ちなみにぶっちゃけた話、ここの所、優良な企業であればある程、派遣社員から直接雇用の正社員・契約社員への切り替えが加速しています。
 そういった雇用形態の需用の変化に加え、労働力の地域バランスの変化も確実に起きており、これを見誤った製造派遣の会社は、電話帳から名前が消える日も遠くありません。

 進化論とはちょっと違って、派遣会社とは強いものは生き残り易く、環境に適応しない中小派遣は死に絶えるという事を肝に銘じていかないと大変な事になります。

 人材派遣は景気が良いと思われている節が多々ありますが、内部から見れば、本当は恐ろしい人材派遣業界、って感じです。

 以上、地元の
各務原で細く長く生きていきたい人材会社役員の独り言でした。


===============
企業と人の幸せな出会いを目指す
株式会社   ヒューマネット
岐阜県各務原市鵜沼朝日町3-167-7
0120-15-8692/行こうハロー求人
一般人材派遣/般21−010037]
有料職業紹介/21-ユ-010038]



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2007年05月31日

岐阜県 プレスリリース友の会!

 また、mixiでコミュニティを作りました。
岐阜のビジネス人とプレス(報道)系の人を繋ぐ、珍しいコミュニティです。

 是非、興味ある人はご参加ください

 岐阜県の中小企業では「プレスリリース」という広報活動が、あまり意識されていません。

 プレスリリースは基本的には無料で、公共性の高いニュースとして、広く世間に会社を宣伝して貰えるという、デメリットの全く無い、最強の広報手段である事に間違いありません。

 しかし、当然ながら、何でも記事にしてくれる訳ではありません。基本的に

  1. 新規性・話題性が高い記事になる事
  2. そのメディア媒体の方向性に合う素材である事
  3. 尚且つ、リリースする内容が的確で分かり易く、プレスに興味を持って頂ける事
    (プレスの方々は忙しく、わけわかめなリリースはポイッです)

 という事で、このコミュニティでは、『岐阜』でプレスリリースをする側・受ける側に交流を齎す事で、下記のメリットを生んでいきたいと思っています。

★プレスリリースをする側(企業人・団体)★
  1. プレスの方から、プレスリリースのノウハウを教えて貰う(しかし、教えて君は不可!能動的に吸収できる事)
  2. 雑誌・フリーペーパー・新聞・業界紙・テレビ・ラジオ・ポータルサイト等、岐阜のマスメディアに関わる人との交流が持てる
  3. リリースをする事で、内容がよければ、取材をして貰える場合もある

★プレスリリースを受ける側(プレス側)★
  1. プレスリリースのノウハウを教えておく事で、企業側から精度の高いプレスリリースを受取る可能性が増える
  2. 探すと結構苦労する、岐阜のネタが拾える
  3. それぞれの業界・団体のキーマンと出会える可能性がある

 という事で、このコミュニティは当然、参加無料。情報交換と交流を目的としています。
 但し、一般開放で、SPAMまがいのコメントが増えても困りますので、コミュニティへの参加は承認制とさせて頂きます。御了承ください。

【参加条件】
企業人・団体
  • 岐阜の企業や団体において広報的な活動の決定権を持つ人
  • ただ、単に「教えて君」ではなく、自分でも調べながら、プレスリリースを意欲的に学んでいける人
  • 交流・懇親会などに積極的に参加出来る人

プレス
  • 岐阜エリアを対象に、何らかの媒体で取材をしている方
    (バーター・タイアップ系取材もOKですが、あまり営業がしつこく問題になる人は除外する場合があります…

 まあ、何だかんだと書きましたが、基本的に楽しくやりましょう!


=====
岐阜県 プレスリリースBLOG
プレスリリースの外部への発表する為の、当コミュニティの公式ブログ




このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2006年12月09日

人材業界に外資系がやって来る!

 以前に書いた、グッドウィルのクリスタル買収の記事中で、外資系もどんどん人材派遣会社をM&Aしちゃうよ!って話を書きましたが、その具体的一例。


ランスタッド 世界3位人材派遣上陸の波紋


 M&Aで台風の目に(2006.12.04/ゲンダイネット

記事を読んで、とっても主観で要約してみました


 Yeah!日本人の皆さん、こんにちわんこ!

オランダ出身のオイラは人材派遣では世界3位のビッグカンパニーさ!

売上高も8000億円くらいあるんだぜっ!

しっかし、日本って宝の山だよね!
だって、強い奴がいないもん!


そんで、オイラはお金持ち。だからお金は直ぐに儲けたいよね!
だから、ブイブイM&Aしてクライアントと人材をゲット!
あとはオイラのノウハウで日本市場を席巻しちゃうよ!

アデコやマンパワーだけに、美味しい思いはさせないぜ!
WAHAHAHAHAHA!


 前の記事で紹介したブログ、Ichiro社長のPlot 【ガラス張りの社長室より】の記事に、世界ベースの派遣会社の売上高ランキングがありますが、まだまだ日本に進出していない世界規模の会社は多数有ります。
 今回のランスタッドの日本進出が上手く行く予兆があれば、他の外資も、あっという間にやって来るでしょう。

 で、そんな青い目の人達にとって、売上高100億以下の人材会社はコアラのマーチみたいなもので、ちょっと珍しいまゆげコラアだったら、あっという間に、美味しく頂かれてしまうでしょうね。

 さてさて、どうしたものやら・・・。


【その他のソース】

金融分野に特化した人材派遣


 オランダの人材派遣会社 日本進出(2006.11.27/livedoor NEWS



★私のメルマガ『中小企業を応援!人材採用・雇用情勢NOW!』もどうぞ!

===============
企業と人の幸せな出会いを目指す
株式会社   ヒューマネット
岐阜県各務原市鵜沼朝日町3-167-7
0120-15-8692/行こうハロー求人
[一般人材派遣/般21−010037]
[有料職業紹介/21-ユ-010038
]



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

2006年12月06日

グッドウィルがクリスタルを買収。人材業界どーなってるの?!

 前回、業界激震!「人材派遣のクリスタル、グッドウィルが買収」という記事を書きましたが、アクセスログを見ると非常に反響が大きかったようで、中にはリクルートさん、日立さん、りそな銀行さんなどなど、数々の大企業からもアクセスがありました。

 折角ですので、今回はフォロー記事として、今回の買収劇の実際の所や、これから先の人材業界の展望について、面白い内容のブログ記事をご紹介いたします。
・・・・・。
「グッドウィル クリスタル」でブログ検索して、100以上のBLOG記事を読みましたが、良い記事はこれ位しかない・・・・・。

 本当は他人様のナイスな記事へリンクをいっぱい貼って終ろうかと思っていたんですが、これだけではあんまりなので、私見も書きます。



 まず、今回の件で、人材派遣業界の再編が加速する、と言われていますが、そもそも再編になる理由はなんでしょうか。

 ご存知の通り、アウトソーシング業界が、製造派遣への切り替えによる適正化を厳しく求められています。所謂、コンプライアンスですね。

 で、コンプライアンスを徹底すると、管理面での人手増と、法定福利・人件費のコスト増になります。しかも、これまでにコンプライアンスをやっていなければいない程、かなりのコストアップです。
 で、で、コンプライアンスをちゃんと守らないと、クリスタル系のコラボレートの件のように、社会的な問題になって、企業として大打撃になってしまう。

 それに追い討ちして、景気回復に伴なう、バブル期以上の深刻な人手不足で、人材の採用コストは高騰する一方。

 企業にもよりますが、非上場系の中堅以下の製造派遣の会社は、赤字になっていないだけで経常利益率も低く、実は儲からない企業も多い。
 更に前述の理由で経営が厳しくなるのは目に見えている。

 一方、儲かっている大手派遣や、一部、イケイケ系の中堅製造派遣は、スケールメリットで仕事も人材も獲得して行く戦略に進んでいます。
 また、大手のマンパワー、アデコなどの既存の外資系派遣会社に加え、新規の大手外資も参入して、M&Aでガシガシ企業を買っちゃうよ、という話も聞きます。

 つまり、
「アウトソーシング(製造派遣)も行政は口煩いし、儲からね〜。もう、美味しくないな〜。会社売っちゃおうかな〜」という売り手。

「イケイケで買収しまくって、スケールメリットで企業も人材もゲットして、もっとウハウハするぜっ!」という買い手。

 この売り手と買い手が、企業市場としてマッチしているのが、現在の人材業界。
 しかも、大手が買収してウハウハしまくり→ますます中堅以下は経営が厳しくなる→会社を売りたくなる、の企業買収スパイラルが働きますから、一気に業界再編が加速するという事ですね。

 今は製造派遣も含めて、人材会社の起業ブームですが、これから起業する人には下記の言葉を送ります。

勝てない戦争はするな



★私のメルマガ『中小企業を応援!人材採用・雇用情勢NOW!』もどうぞ!

===============
企業と人の幸せな出会いを目指す
株式会社   ヒューマネット
岐阜県各務原市鵜沼朝日町3-167-7
0120-15-8692/行こうハロー求人
[一般人材派遣/般21−010037]
[有料職業紹介/21-ユ-010038
]



このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote