2007年01月22日
年末調整はまいっちんぐ(R-15指定記事)
さて、年末年始といえば、月給取り(英訳:サラリーマン)の皆さんには、毎度おなじみ年末調整の季節です。
現在、派遣スタッフが多数在籍する当社でも、年末調整は行ないます。が、その際にいつも困っているのが、
年末調整をして税金が戻らずに、逆に給与から控除をされるんだ!
という苦情です。
wikiにも書いてありますが、元来、年末調整とは「サラリーマンや公務員などの給与所得者に支払った1年間(1月〜12月)の給与・賃金及び源泉徴収した所得税について、12月の最終支払日以後に再計算し所得税の過不足を調整すること。」であって、
税金の還付の為に行うものでない
のです。しかも、いつも、その説明も給与明細に同封するのです。
が、どうしても世間的に年末調整は
年末調整すると必ず税金の還付が受けられる
という間違った認識が強い。なので、還付どころか控除になると、納得の行かないスタッフが結構おられます。
また、通常の企業だと、年末調整で控除になってしまう人は少ないのですが、派遣事業だと途中入社の方が多い為に、
前職の他の企業で所得税を引く額が少なすぎる
↓
ヒューマネットで年末調整を行なうと、控除になる人が出る
↓
苦情発生
です。
はっきりいって、前職の企業の因縁(カルマ)を、弊社が負う形です。
これは、来世で良い事がありますか?
では、年末調整をしないって手もありますが、日本には納税の義務がありますし、稼動スタッフの確定申告を強制するわけにもいきませんので、結局は控除になってしまった方には、根気強く説明して納得して頂くしかない訳です。
本当に年調は、いや〜ん、まいっちんぐ。
現在、派遣スタッフが多数在籍する当社でも、年末調整は行ないます。が、その際にいつも困っているのが、
年末調整をして税金が戻らずに、逆に給与から控除をされるんだ!
という苦情です。
wikiにも書いてありますが、元来、年末調整とは「サラリーマンや公務員などの給与所得者に支払った1年間(1月〜12月)の給与・賃金及び源泉徴収した所得税について、12月の最終支払日以後に再計算し所得税の過不足を調整すること。」であって、
税金の還付の為に行うものでない
のです。しかも、いつも、その説明も給与明細に同封するのです。
が、どうしても世間的に年末調整は
年末調整すると必ず税金の還付が受けられる
という間違った認識が強い。なので、還付どころか控除になると、納得の行かないスタッフが結構おられます。
また、通常の企業だと、年末調整で控除になってしまう人は少ないのですが、派遣事業だと途中入社の方が多い為に、
前職の他の企業で所得税を引く額が少なすぎる
↓
ヒューマネットで年末調整を行なうと、控除になる人が出る
↓
苦情発生
です。
はっきりいって、前職の企業の因縁(カルマ)を、弊社が負う形です。
これは、来世で良い事がありますか?
では、年末調整をしないって手もありますが、日本には納税の義務がありますし、稼動スタッフの確定申告を強制するわけにもいきませんので、結局は控除になってしまった方には、根気強く説明して納得して頂くしかない訳です。
本当に年調は、いや〜ん、まいっちんぐ。

http://8en.jp
お問い合わせ:sakata@8en.jp
☆ソーシャル系のビジネス活用情報を各媒体で配信





トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by nobuyan 2007年01月22日 12:18
オイラが人事労務をやってた時には「何で年末調整で金とられるんやあ」っていう社員のクレームを防止するために、税法で定められた金額よりも、毎月の控除額をほんの少しだけ多めにしていました(もう時効ですよね)
それで、出来る限り多くの社員に「年調特別ボーナス」が支給できるようにしていたのですが・・・
それで、出来る限り多くの社員に「年調特別ボーナス」が支給できるようにしていたのですが・・・
2. Posted by さかた 2007年01月22日 21:37
> nobuyan 氏
うーん、それはそれで税額表と違う、と細かい人には文句を言われそうな気も。。
一番良いのは、所得税をゼロにして、消費税を40%位にしてもらうことかな…
うーん、それはそれで税額表と違う、と細かい人には文句を言われそうな気も。。
一番良いのは、所得税をゼロにして、消費税を40%位にしてもらうことかな…
3. Posted by nobuyan 2007年01月22日 22:36
詳しく書くと、90年代初旬、そこそこの規模の会社では給与計算にオフコンを使っていました。(今みたいにパソコンもPC版給与計算ソフトもなかった)。それで、給与計算プログラムを自分で作成するのですが、所得税額が一覧表から計算できずに、税率をかけていました。
この税率というのが非常にやっかいなもので、それで、税務署に電算給与計算申請を出すと、毎月度の計算は、暫定税率で計算して、年調の時に精査できたはずだと思います。
この税率というのが非常にやっかいなもので、それで、税務署に電算給与計算申請を出すと、毎月度の計算は、暫定税率で計算して、年調の時に精査できたはずだと思います。
4. Posted by さかた 2007年01月26日 17:21
> nobuyan 氏
そうそう、社保と所得税はテーブル等級で、雇用保険は料率なんですよね。
いつも統一すれば良いのに、と思いますが、きれーっな縦割りですからね・・
そうそう、社保と所得税はテーブル等級で、雇用保険は料率なんですよね。
いつも統一すれば良いのに、と思いますが、きれーっな縦割りですからね・・