Facebookでどこまで個人情報が辿れるのか

facebookでは、個人情報の重要性がよく言われますが、実際どこまで個人情報が辿れるのでしょうか。　テストしてみました。

• 今回の調査対象者の条件

私と面識もなく、共通の友達もいない、ある社長さんをFacebookの公式友達検索から選択。つまり、全ては、友達関係が無くてもFacebookで辿れる情報。

【確認できる個人情報】


あまりにも、あっけなく情報が取れてしまうので、個人が特定できる情報は全てモザイクで伏せました。　（尚、この画像製作後に、この人の個人情報は破棄しました）
この程度であれば、10〜15分で把握することが出来ます。

※尚、個人情報の公開設定によるので、本事例とは逆に、Facebookから個人情報が、全く窺い知れない人もいます

家族構成や、家族の顔写真。定期的に参加しているイベント。飼っているペットの種類・名前・写真など、とてもプライベートな内容まで、この人と友達関係が無くても辿る事が出来ました。

また、過去の有名人との邂逅の逸話や、学生時代の部活の表彰実績などの「逸話」も把握することが出来ました。


また、Facebookから、ホームページやtwitterアカウントへのリンクがあれば、より細かい情報を得る事が容易でしょう。

自分のプライベートな部分を見せる事で、信頼して貰えるのはプラスですが、あまりにも開けっ広げに全てを見せる事でトラブルが無いとも限りません。

個人情報は厳密に管理しましょう。

【Facebookの個人情報管理の基本】

• ソーシャル・メディアを行う目的に応じて、「ここから先は見せない！」という、情報の公開範囲を設定する。
• 公開を行う情報も、友達関係にまで限る情報と、全てに公開する情報に区分けする
• 信頼できる人以外は友達承認をしない

実名性かつ、社会性が高いｆａｃｅｂｏｏｋでは、様々な交流が生まれ楽しい事は確かです。
その一方で、社会と同じく個人情報が闇で売られて、その結果として、トラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。

きちんとリスクも知った上で、適切な設定を行い、社会性の高いfacebookを楽しんで下さい