Facebookから「迷惑な人はやめてもらう」と言われない為に

こうならない様に注意しましょう

　Looopsの許直人さんのブログ記事にて、FacebookJapanの児玉太郎氏の講演が纏められており、Facebookを考える上で示唆に富んだ内容が含まれています。

• 「Facebookが変える世界と日本」メモ（児玉氏、湯川氏）／Looops直人の備忘録より。

　その中でも、Facebookの運用・機能面について、重要な事が触れられています。

1. Facebook、複数アカウント所持を機能的に割り出している
2. 迷惑な人はやめてもらう→友達申請をだしまくる人
3. 急にログインの国が変わると本人確認のため友達当てクイズが出る
4. 犬猫の写真（推測：おそらくは本人でない写真も含む）をプロフィールにする人は友達当てクイズの時に困るからやめてもらう

　これを読んで心当たりがある人は、該当部分を訂正しましょう。 

　個人アカウントで企業名やキャラクター名を使っている人が、未だにいます。

　急にアカウント停止をくらって、企業のFacebookページの管理権限を失うのは、目もあてられない悲劇です。止めておきましょう。

　尚、Facebookページは表に出さない限り、Facebookページの管理権限を持つ個人アカウントが誰か、外部から分かりません。安心して実名に切り替えてください。

　また、Facebookページを作る前であれば、Facebookページの管理専用の、かなり機能が限定されたビジネスアカウントを作ることもできます。

　さて、ここで、児玉氏の言われる「迷惑な人はやめてもらう」ですが、Facebookにとって「迷惑な人」とは、何でしょうか？あくまで私の推測ですが、「迷惑な人」には、２点あると思われます。

１．無意味にシステムリソースを浪費する人

　Facebookは、ユーザーの拡大には「サーバーが落ちない事」が絶対条件であると考えている筈です。
まず、サーバーメンテ工事でシステムを落としません。また、世界7億人を抱える膨大なシステムにも関わらず、長時間に亘ってサーバー自体が落ちる事は滅多にありません。（細かい不具合は毎日の様にあっても…）
 

　そして、そのサーバーの稼働を脅かす、Facebookを「重くする」、無意味な行為は迷惑、というか大罪である、と考えた方が無難です。

 

　具体的には、記事中にある、ファイル収納庫として、サーバー領域を占拠する行為の他、やたらタグを付けまくって拡散するスパムや、機械的に大量のいいね！や友達申請を行う行為などが該当します。

２．Facebookの繋がる機能を陳腐化させる人

　Facebookは「実在する人の繋がり」の中から、更に有効な繋がりを見付け出すのが、最大の魅力の一つ。

　その魅力を阻害する最大要因は、無差別に友達を増やす人達や、偽名・キャラクターなど実在でない人達等、「ノイズ」な存在。
　そして、ノイズを放置すれば、その内にFacebookは「繋がる」という魅力を失います。それはFacebookの死活問題である筈です。
 

　友達リクエスト時には「本当に知り合いですか？」が記載され、大量の友達リクエストを行ったユーザーには自動的にリクエストの停止されるなど、様々な厳しい措置が盛り込まれているのは、その証明でしょう。

　無闇に友達を増やす行為は、自分がFacebookの有効活用が出来なくなるだけでなく、Facebookにとって、「迷惑な人」と認識される事も自覚すべきでしょう。

　Facebookでは、ただ「繋がる」のではなく、「実の伴った繋がり」が重要です。

　いずれにしろ、通常使用をしていれば「迷惑な人」に認定されませんので、「普通」に楽しくFacebookで交流しましょう


【ビジネス人向け　関連資料】
Facebook利用規約…Facebookをビジネス活用をされるなら必ず完読を！ 

かなり要注意！Facebookプロモーションガイドライン
全公開中。成功事例から学ぶ中小企業のFacebook活用法