2011年08月18日
日本のFacebookユーザーは少なくて商売にならない、の嘘
Facebookはユーザー数が少なすぎて、まだビジネスにならない。という声が聞こえます。しかし、既に売上が立って、ちゃんとビジネスになっている事実もあります。
今回、Facebookの日本ユーザーは少なくても、業態によっては、ビジネスになる、その理由を書いてみます。

女性のFacebookユーザーも増え、日本のFacebookユーザーは440万人に
20人に1人では足りない?
日本のネット人口が9400万人に対して、Facebookユーザー数は約4.7%の440万人。これは、20人の内、やっと1人がFacebookが使っている、そういう数字です。

そんな中で「Facebookの日本ユーザーは少なくてビジネスにならない」という話をされる方もあります。
確かに、欧米の様に、Facebook上でネットショップを展開して、実際にバンバン注文が来るようなビジネスになるには、今の規模では難しいです。
しかし、業態によっては、ちゃんと売上を出している実例があります。
確かに、欧米の様に、Facebook上でネットショップを展開して、実際にバンバン注文が来るようなビジネスになるには、今の規模では難しいです。
しかし、業態によっては、ちゃんと売上を出している実例があります。
Facebookで売上3割アップしたケーキ屋さんの実例
私が関わった成功事例の中で、Facebookのユーザー数が少なくてもビジネスになる事を証明する事例は、名古屋のケーキ店のパティスリー リュンヌの事例です。
このお店はFacebookを活用して、お店の売上が昨年対比で3割アップ。しかも、東日本大震災で外食産業が大幅に落ち込んだ、3・4・5月も、きちんと昨対でプラスを計上しています。
リュンヌの切り盛りをしている、ソーシャルパテシエの木村大志店長が、Facebookを使って実行していることは下記の通り。
リュンヌのFacebook活用
- 木村さんの個人アカウントでお客様と会話し、仲良くなる
- お店のFacebookページでは、ケーキの画像や、ご来店頂いたお客様との交流を掲載
- 定例の新作スイーツ発表会と、不定期のミニオフ。Facebookでイベントを告知して、実施。イベント後は、写真などで、イベントの盛り上がりを共有。
上記の3点で、売上が大幅に伸びました。

木村さんに話を聞くと、Facebookでイベントに来てもらった方とFacebookでも更に仲良くなり、イベント時の来店だけでなく、通常時のケーキの注文も増えた。それだけでなく、Facebook内外問わず、クチコミで来店されるお客様も目に見えて増えたとの事。
つまり、Facebookを使い始めて、Facebook外のお客様も増えた!という見逃せない事実がそこにあるのです。
[資料]Facebookで売上3割アップ!アナログなケーキ店でも成功した秘訣
クチコミを広げるのはFacebookではなく人間
Facebookはイベントに参加した際の写真に、参加者が感想をコメントすると、その写真とコメントが、参加者の友達に伝わります。
Facebookの仕組みの根底にあるのは、友達同士の情報を共有していく思想です。自分が参加できなくても、他の友達が楽しいダンスパーティーをしている事や、アメリカで正反対の町の親戚が誕生日パーティーを行っている事など、画像や動画と一緒に共有します。
その共有が、更に共有を生んで、Facebook内で巻き込みを発生させます。
しかし、人間側の共有活動はFacebookに留まりません。
先の例で言うと、Facebookとリアルで得た、「リュンヌのイベントが楽しい!」「リュンヌのケーキが美味しい!」という感動は、twitter・mixi・ブログなどのITのみならず、友達同士の会話の中でのクチコミとして広がります。そうすれば、Facebook外からも新規顧客が訪れるのは、当然の道理なのです。
先の例で言うと、Facebookとリアルで得た、「リュンヌのイベントが楽しい!」「リュンヌのケーキが美味しい!」という感動は、twitter・mixi・ブログなどのITのみならず、友達同士の会話の中でのクチコミとして広がります。そうすれば、Facebook外からも新規顧客が訪れるのは、当然の道理なのです。

Happy birthday!
ここで重要なのは、Facebookを「情報」の拡散ツールとだけ捉えると、Facebookのユーザー数以上の効果は発揮できず、「Facebookの日本ユーザーは少なくてビジネスにならない」になります。
しかし、感動をクチコミとして広げているのは、Facebookではなく人間である、という本質を理解すれば、Facebookの登録ユーザー数が、そう大して重要な数字ではない側面が見えてきます。
FB活用で売上の立つビジネスと、難しいビジネス
購入のきっかけが「クチコミ=感動と人の繋がり」であるビジネスほど、Facebookは活用できるという原理の他に、時間・人員・資金という会社経営の視点を加えると、日本のFacebookで売上の立つビジネスと、難しい、ビジネスがはっきりします。
Facebook活用で売上が立つビジネスの特徴
- 見込み顧客が特定され、尚且つ小数である程、人間関係が構築し易くて良い
- リピート購入が望める商品・サービスである
- 店舗など、リアルに集う場がある
- それなりに客単価が高く、顧客との交流に経費と人員を掛けられる
- 売る側の人間性で購入を決める商品・サービス
- 人の五感に訴える、「感情」が揺さぶられる商品・サービス
これらに当て嵌るビジネスは、Facebookを活用すべきでしょう。
逆に下記に当て嵌る商売は、今のFacebookで売上を上げるには、まだ早いかもしれません。
Facebook活用で売上が得難いビジネスモデル
- 見込み顧客が不特定多数で、人間関係が構築できない
- リピート購入が望めず、常に新規を獲得しなければいけない
- リアルに集う場がない
- 客単価が低く、経費と人員が掛けられない
- 売る側の人間性が、あまり購入に影響しない商品・サービス
- 全く、「感情」を揺さぶられない商品・サービス
(尚、これは売上に直結させる視点。売上でなく、企業・商品イメージの向上であれば、Facebookページで達成可能です)
三方よしの精神でお客様と交流を
Facebookの日本ユーザーは少なくても、ビジネスによっては十分に成果(売上)が立つ、というお話を展開してきましたが、もう一つ「Facebookでビジネスをするには、ビジネスをしない事」という原則があります。
お客様は「この人は私に売りつけようとしている」と感じた途端、瞬時に逃げます。逆に「信頼できる貴方から商品を買いたい」と思って貰わなければ駄目なんです。
しかも、今まで、どういう姿勢で商売を行い、どうやってお客様と交流してきた、少しFacebookやtwitterで遡れば、全て見えてしまうのがソーシャルメディア。
つまり、誠意・社会貢献・努力・感謝、といった、商品・サービスに表れない要素が、大きく作用するのです。
是非、「売り手よし。買い手よし。世間よし。」の近江商人の三方良しの精神を大切にして、リアルとソーシャルと別け隔てなく、正々堂々かつ真摯にお客様と交流をしてください。
そうすれば、無理をせずとも、貴方の想いに共感したお客様が、自然に増えるのですから。

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ソーシャルメディア活用による、コミュニティ形成により実績を上げたい御法人様は、はちえん。にお問い合わせ下さいhttp://8en.jp
お問い合わせ:sakata@8en.jp
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この記事へのコメント
1. Posted by 横井雅 2011年08月24日 10:10
当たり前の考え方であり、フェイスブックでなくてもミクシ、アメブロ、ツイッター、どれを活用しても実現可能です。
それよりも大事なのは、自分の本業に対する熱意や情熱の部分である思います。
それよりも大事なのは、自分の本業に対する熱意や情熱の部分である思います。


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