2011年10月29日
経済団体の交流・情報共有を促進!Facebookのコミュニティ活用の勧め
先日、某経済団体の中の人から、Facebookを使った、経済団体のコミュニティ運用について相談を受けて、アドバイスをしました。話しながら、経済団体のコミュニティ運用には、Facebookが向いている事を再確認。
日本の経済を盛り上げるには、経済団体も、より活発に活動して貰いたいと思いますので、交流促進・情報共有をFacebookでどう行うか、ここに書き示します。
なぜ経済団体にFacebookが向いているか
- 運用費用は無料。予算が無くても大丈夫
- 企業運用と比べて、守秘義務を伴う、厳しい機密の取り扱いが少ない
- メンバーの追加・削除が直感的で、管理も簡単
- 既に、Facebookには中小企業の経営者・後継者の登録者が多く、日常的にアクセスするプラットフォームに成長する可能性が高い
具体的にどう運用するか
Facebookの、メンバーを限定して運用が出来て、簡単に設置もできるグループ機能を使います。
団体の所属階層ごとにグループを分けて、それぞれに参加して貰います。具体的なイメージは下記の通り。
団体の所属階層ごとにグループを分けて、それぞれに参加して貰います。具体的なイメージは下記の通り。
なぜFacebookのグループが良いのか
イベント・会議などの開催日程の調整は大変です。しかし、グループ内だけで有効な、アンケート(クエスチョン機能)を使えば、調整の苦労がなくなります。
情報共有の徹底は難しいものです。
例えば、重要な投稿を共有したい場合、「【要確認】と冒頭についた投稿は、必ず確認の上で、読んだ事を「いいね!」を押して意志表示する」というルールをグループで決定すれば、メンバーの情報確認の有無を可視化できます。
いいね!の無いメンバーには、リーダーから情報を読んでいるか確認をすれば、完全な情報共有が可能です。
会議・イベント時の出欠管理も大変ですね。
これは、グループ内限定のイベントを立てる事で、出欠管理は勿論、イベントに関しての情報伝達なども可能です。
ドキュメントによる共同編集が可能なので、草案・企画案などの資料作成をチームで行えます。
年度毎に入れ替わりのあるメンバーの追加・削除や、役員の変更に伴う、管理人の指名と削除も、直感的に簡単に操作が出来るので、年度引継ぎも楽になります。
これは、グループ内限定のイベントを立てる事で、出欠管理は勿論、イベントに関しての情報伝達なども可能です。
ドキュメントによる共同編集が可能なので、草案・企画案などの資料作成をチームで行えます。
年度毎に入れ替わりのあるメンバーの追加・削除や、役員の変更に伴う、管理人の指名と削除も、直感的に簡単に操作が出来るので、年度引継ぎも楽になります。
Facebookグループの運用ポイント
- プライベートな話題など、無関係な投稿が多くなると、グループの収集がつかなくなり、情報の共有性が薄れます。「経済団体に関わる投稿のみ許可」など、テーマを明確に定めましょう。
- グループのガイドラインの設定は大事です。しかし、細かすぎる膨大な量のガイドラインは、守られません。必要最低限で分り易い内容のガイドラインを策定しましょう。
- 経済団体でFacebook活用を円滑に行い効果を上げる為には、「理事会レベル」→「委員会レベル」の、2段階のFacebook勉強会の実施が有効です。
こんな発展的な活用も可能!
- 全体グループに、twitter・Facebookを通じた行事への動員活動を、メンバー全員に呼びかけ、実施する事で、今迄の常識を超える、効果的な集客活動が可能。
- 複数の委員会が関わる、特別プロジェクトを実施する場合、関係委員会をまとめた、プロジェクト限定グループを、簡単に設置出来ます。
更に、外部の企業・団体が関わる場合は、その限定グループに、それらの方を招く事で、円滑なプロジェクト運用が可能。
以上です。
私も過去に岐阜県中小企業家同友会で役員を担当した経験がありますので、経済団体に特有の交流・情報共有の課題を把握した上で、Facebookの有用性が高い事を保証します。
是非、中小企業家同友会・青年会議所・商工会議所青年部などなど、一定以上の会員規模を持ち、ある程度、組織だった統制が必要な経済団体の偉い人の皆さんは、Facebook導入をご検討ください。
PS.
私の日程と都合が合えば、経済団体の実情に即した、Facebook導入の勉強会などで講師に伺います。
ソーシャルメディア活用による、コミュニティ形成により実績を上げたい御法人様は、はちえん。にお問い合わせ下さい
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お問い合わせ:sakata@8en.jp
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