2012年01月09日
東京の高所得地区は、Facebook登録率も高い
前々から、「SNSの利用者の所得水準は高い」的な話が、ネットの中で色々と聞こえてきましたが、はっきりとした証拠がありませんでした。
今回、おそらくは、それが、正しいであろうデータが見えてきましたので、ご紹介。
高い所得水準の地区とFB登録率
いきなり結論から出しますが、このような結果になりました。
これは、日本の所得水準が高い順番に地区を並べ、更に地区人口に対してのFacebook登録率を出したものです。異常値が出る、新宿区は除外(その理由は後述)し、数字を拾っています。
文京区を除けば、地区の所得水準の高さと、Facebookの登録率には、一定の関係性がある事は明白です。
但し、日本全国の富裕層がFacebookをやっているとは言えません。実際、東京を除いて、唯一、高所得地区のランキング上位に入っている兵庫県芦屋市(所得水準 1.86倍)ですが、フェイスブック登録率は4.6%と、全国平均より若干高め程度で収まっています。
所得の高さと、Facebook登録率が関連性を持つのは、特に都市部でみられる現象と考えた方が良いでしょう。
50%越えも当たり前!港区・渋谷区
まずは、日本一の高所得地区である東京都港区のデータはこちら。
男性23〜45歳で、登録率50%越え!女性も20代だと、60%という驚異的な数字です。
また、46〜60歳の男性でも4人に1人はFacebook登録をしているという、これも凄い数字が出ています。
次に所得ランキング第3位の東京都渋谷区。
男性の登録率のピークが、港区よりも、もっと若め。女性の登録率が、港区よりは大人しい感じですが、全体的な傾向は、港区も渋谷区も似ています。
データから読みとる
これらのデータから、東京の富裕層であれば、広い世代にFacebookでアプローチできる可能性がある事が、読み取れます。
地方は勿論、東京でも下町エリアになると、45歳を越えてのFacebook登録率は厳しいのが現状の中、所得水準が高いエリアの方が、チャンスが大きいと言えそうです。
なので、東京の店舗は勿論ですが、地方であっても、高価格帯の商品を展開するネットショップにとっては、Facebook活用を真剣に検討すべきでしょう。
また、東京以外の地方でも、 高所得地区からFacebook登録が、これから伸びていく可能性も高い為、地元のFacebookの登録状況は、常に監視をしておくべきでしょう。
【関連記事】
オマケ/Facebook、新宿区の謎
本データで、新宿区を除いた理由は、 そもそも、Facebook登録率373%という異常値を叩き出すからです。
これは以前に作った図解ですが、こんな感じで、 新宿区の特有の珍現象です。
こうなってしまう原因についての公式見解が無い為、正確には分かりませんが、おそらくは、Facebookの初期登録段階では住所登録の作業が無い為、そのままでは、大量の「住所不定」さんが発生してしまう。
よって、 「住所不定」さんは、強制的に新宿区扱いにしている、というのが、私の推測です。
いずれにしても、新宿区が含まれるデータは信頼が出来ません。よって、新宿区、そのものデータは使い物になりませんし、新宿区が含まれる、「東京都」のユーザー数などのデータも信用できない。
また、Facebook広告を東京エリアに出稿する場合に、新宿区を含めると、無駄な広告費が発生する可能性が高いので、面倒ですが、新宿区を除いた地域を、手作業で指定してくださいね。
【更にオマケ 】
東京23区(新宿区は除外)の所得水準とFacebook登録率の比較一覧。
ここでも相関関係がはっきり見られます。
今回、おそらくは、それが、正しいであろうデータが見えてきましたので、ご紹介。
高い所得水準の地区とFB登録率
いきなり結論から出しますが、このような結果になりました。
これは、日本の所得水準が高い順番に地区を並べ、更に地区人口に対してのFacebook登録率を出したものです。異常値が出る、新宿区は除外(その理由は後述)し、数字を拾っています。
文京区を除けば、地区の所得水準の高さと、Facebookの登録率には、一定の関係性がある事は明白です。
但し、日本全国の富裕層がFacebookをやっているとは言えません。実際、東京を除いて、唯一、高所得地区のランキング上位に入っている兵庫県芦屋市(所得水準 1.86倍)ですが、フェイスブック登録率は4.6%と、全国平均より若干高め程度で収まっています。
所得の高さと、Facebook登録率が関連性を持つのは、特に都市部でみられる現象と考えた方が良いでしょう。
[追記]データ算出に使った資料は下記の通り。さて、更に、高所得&高登録率が著しい、港区と渋谷区の居住者を基準とした、人生のライフステージ毎の登録率を出したのが、下記の表です。
50%越えも当たり前!港区・渋谷区
まずは、日本一の高所得地区である東京都港区のデータはこちら。
男性23〜45歳で、登録率50%越え!女性も20代だと、60%という驚異的な数字です。
また、46〜60歳の男性でも4人に1人はFacebook登録をしているという、これも凄い数字が出ています。
次に所得ランキング第3位の東京都渋谷区。
男性の登録率のピークが、港区よりも、もっと若め。女性の登録率が、港区よりは大人しい感じですが、全体的な傾向は、港区も渋谷区も似ています。
データから読みとる
これらのデータから、東京の富裕層であれば、広い世代にFacebookでアプローチできる可能性がある事が、読み取れます。
地方は勿論、東京でも下町エリアになると、45歳を越えてのFacebook登録率は厳しいのが現状の中、所得水準が高いエリアの方が、チャンスが大きいと言えそうです。
なので、東京の店舗は勿論ですが、地方であっても、高価格帯の商品を展開するネットショップにとっては、Facebook活用を真剣に検討すべきでしょう。
また、東京以外の地方でも、 高所得地区からFacebook登録が、これから伸びていく可能性も高い為、地元のFacebookの登録状況は、常に監視をしておくべきでしょう。
【関連記事】
オマケ/Facebook、新宿区の謎
本データで、新宿区を除いた理由は、 そもそも、Facebook登録率373%という異常値を叩き出すからです。
これは以前に作った図解ですが、こんな感じで、 新宿区の特有の珍現象です。
こうなってしまう原因についての公式見解が無い為、正確には分かりませんが、おそらくは、Facebookの初期登録段階では住所登録の作業が無い為、そのままでは、大量の「住所不定」さんが発生してしまう。
よって、 「住所不定」さんは、強制的に新宿区扱いにしている、というのが、私の推測です。
いずれにしても、新宿区が含まれるデータは信頼が出来ません。よって、新宿区、そのものデータは使い物になりませんし、新宿区が含まれる、「東京都」のユーザー数などのデータも信用できない。
また、Facebook広告を東京エリアに出稿する場合に、新宿区を含めると、無駄な広告費が発生する可能性が高いので、面倒ですが、新宿区を除いた地域を、手作業で指定してくださいね。
【更にオマケ 】
東京23区(新宿区は除外)の所得水準とFacebook登録率の比較一覧。
ここでも相関関係がはっきり見られます。
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