2012年03月05日
Kloutスコアで一喜一憂しない。そして、自慢もしない
目的と手段を勘違いしちゃ駄目だニャ!
急に日本でも聞かれるKloutなる指標
何だかここ最近、Kloutという、ソーシャルメディア上の指標が、にわかに界隈で騒がしくなっています。
私はKloutスコアが高い!とか、有名人の〜さんを抜いた!とか、そんな話です。
この現象、一時期の、Twitter はフォロワー数が多いほうがいいとか、facebook は友達数が多いほうがいいとか、そんな、安易な流れに向かっているのを感じています。
はっきり書きますが、なんでも数さえ上げれば何とでもなるなんて、社会はそんな単純なものでは無い筈です。
そもそもKloutって何?食べれるの?
そもそもKloutって何?食べれるの?
そもそも、Kloutとは何でしょうか。
Kloutとは、twitter、Facebook、LinkedIn、google+、youtubeなどなど、非常に分かり難い、主要なソーシャルメディアにおけるユーザーの影響力を、所定の計算方法により、総合的に算出した数字の事です。
解説は、こちらのリンク先の記事をご参考に。
Kloutスコア: あなたのソーシャルメディア上の影響力がわかる決定版指標
Kloutとは、twitter、Facebook、LinkedIn、google+、youtubeなどなど、非常に分かり難い、主要なソーシャルメディアにおけるユーザーの影響力を、所定の計算方法により、総合的に算出した数字の事です。
解説は、こちらのリンク先の記事をご参考に。
Kloutスコア: あなたのソーシャルメディア上の影響力がわかる決定版指標
ソーシャルメディア上の便利な指標の一つとして、主に欧米で使われていたKloutが、最近は、日本でも注目されるようになったという事ですね。
そして、ソーシャルメディアでの影響力を、客観的な数値で測れるというのは、確かに便利なサービスですが、本当に絶対的な指標として使えるのでしょうか?
社会の実態との整合性が取れていないKlout
最近、日本の影響度ベスト100という、日本人の中でも、Kloutスコアが高いユーザーをランキング化したサイトがあります。私も登録をしてみましたが、こんな感じです。
日本の影響度ベスト100
さて、ランキングを見ていただくとわかりますが、私は3月4日時点で、Kloutスコアは、日本人の中で35位の74.01でダントツ!
しかも、あの津田大介さんや、キュレーターの佐々木俊尚さんや、AKBの人や、なんとあのガチャピンよりも上!ソーシャルメディア上で全国的に有名な人達を軒並み押さえて、凄いでしょ!
なんて、勘違いをした自慢を、現実社会とソーシャルメディア上でし始めたら、即刻、周囲の方々から総スカンを食らいますよ…
だって、どう見ても、このランキングは、 社会の実態と適合していない部分が多すぎます。
Kloutも、所詮は機械的に出した数字でしかありませんし、Kloutスコアが有名人よりも高いからといって、何の自慢にもなりません。
逆に自慢をする事で、良識がある人からみれば、ただの”困った人”でしかないです。
結局、自分が努力してきた活動が、ソーシャルメディアの世界でも認めらているのか。その指標にはなりますが、絶対的な評価の指標にならないのです。
逆に自慢をする事で、良識がある人からみれば、ただの”困った人”でしかないです。
結局、自分が努力してきた活動が、ソーシャルメディアの世界でも認めらているのか。その指標にはなりますが、絶対的な評価の指標にならないのです。
Kloutを目的にしてはならない
当たり前ですが、Kloutスコアを上げる為に、ソーシャルメディアに取り組む事は、まさしく、目的と手段のはき違えでしかありません。
また、最近では、意図的にKloutスコアを上げる為に、Twitter でリツイートやコメントをし合うとか、Facebook でコメントやシェアをしあったりするとか、そんな事をやっている人もいると、聞きます。
はっきり書きますが、今の状況で、社会の実態に合わないKloutの現状が続けば、仮に多くのユーザーが意図的にKloutスコアを高くして、それを誇示できしたとしても、Kloutは、信頼のできない指標として、日本人に認識されるだけで、無意味です。
それよりも、あなたが大切にすべき人を、誰よりも大切にして、交流をしながら、その中でソーシャルメディア上の友達・ファンとの繋がりが、適切に行われているのか。それを確かめる指標として、
Klout は便利に活用してください。
今回のまとめKloutスコアUPを目的とせず、指標として正しく使う
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