2012年03月16日
中小企業のFacebook活用。有効な懸賞系プロモーションとは?
この記事は、タイムライン化したFacebookページに懸賞系アプリの導入法まとめと一対です。
是非、そちらもご一読ください。
更には、企業が無料でプロモーションが実施ができるFacebookアプリなどもあって、ますます懸賞系は花盛りです。
しかし、これらの懸賞は、本当に中小企業にとって有効なのでしょうか?
お金や物で釣るプロモーションには意味がない
Facebook で応募できる懸賞サイトなど見ていくと、人気が高いのは、信販会社のギフト券や、iTunes カードなどの金券の類。あとはiPad やiPhone 、ノートパソコンなど、豪華商品などです。
当然、これらの懸賞品は、応募者数が多い。そして、殆どの懸賞は応募条件に、Facebook ページの「いいね!」を押して、ファンになることを前提としていますから、facebook ページのファンを短期間で獲得ができる。
なるほど、金券や豪華商品などの懸賞は、一見して良い事だらけ。ですが、中小企業において、これはやるべきではない。
しかし、Facebookページのクーポンは、Facebook上で、あなたのお店の投稿を見て、多少でも興味が湧いた所に、来店する切っ掛けとして、懸賞へ応募するなり、クーポンを発行をしたりする。
つまり、「あなたのお店に来て、あなたに会うこと」が目的である、非常に貴重なお客様なのです。
懸賞を企画する前に、自社の商品サービスを使ってもらい、もっとも喜んでもらいたい人は誰なのか。再認識をしてみてください。そうすれば、 懸賞プロモーションの答えも自然と、思い浮かびますよ。
是非、そちらもご一読ください。
いつのまにかFacebookでは懸賞が花盛り
「数万名様に発泡酒が当たる!」という懸賞など、facebook 上で行う商品・サービスの提供型のプロモーションが盛んになってきました。
「数万名様に発泡酒が当たる!」という懸賞など、facebook 上で行う商品・サービスの提供型のプロモーションが盛んになってきました。
これは、懸賞を使うと、facebook ページをいいね!してくれる、ファンが短期間で集められる、という利点があるからでしょう。
更には、企業が無料でプロモーションが実施ができるFacebookアプリなどもあって、ますます懸賞系は花盛りです。
しかし、これらの懸賞は、本当に中小企業にとって有効なのでしょうか?
お金や物で釣るプロモーションには意味がない
Facebook で応募できる懸賞サイトなど見ていくと、人気が高いのは、信販会社のギフト券や、iTunes カードなどの金券の類。あとはiPad やiPhone 、ノートパソコンなど、豪華商品などです。
当然、これらの懸賞品は、応募者数が多い。そして、殆どの懸賞は応募条件に、Facebook ページの「いいね!」を押して、ファンになることを前提としていますから、facebook ページのファンを短期間で獲得ができる。
なるほど、金券や豪華商品などの懸賞は、一見して良い事だらけ。ですが、中小企業において、これはやるべきではない。
所詮、金券や高級商品などは、それが欲しいからファンになった、「懸賞ジプシー」な人が多い。そして、 「懸賞ジプシー」 にとって、見た事も聞いた事もない、中小企業のFacebookページは、どうでもいい存在なのです。
そういった人達の多くは、あなたのfacebook ページ上の投稿には反応せず、結局は、facebook のニュースフィード表示の仕組みである、エッジ ランクにより、あなたの投稿は表示すらされなくなって、終わり。
やたら、ファン数は沢山いるのに、まったく、いいね!もコメントも付かない、お通夜の様なFacebookページの出来上がり。これって、企業のイメージ的に良くないですよね。
そういった人達の多くは、あなたのfacebook ページ上の投稿には反応せず、結局は、facebook のニュースフィード表示の仕組みである、エッジ ランクにより、あなたの投稿は表示すらされなくなって、終わり。
やたら、ファン数は沢山いるのに、まったく、いいね!もコメントも付かない、お通夜の様なFacebookページの出来上がり。これって、企業のイメージ的に良くないですよね。
金や物で釣るのは、誰もが知っている大企業だから、物量作戦が通じるのであって(個人的には大企業でも、この手のやり方はどうかと思います)、全く知名度も信頼もない中小企業が、絶対にとるべき手法ではありません。
つながるべきお客様が喜ぶプロモーション
中小企業がプロモーションを有効に行うのに、必要な懸賞品の定義とは、なんでしょうか。
まず、何よりも、自社のテーマに直結している事。
中小企業がプロモーションを有効に行うのに、必要な懸賞品の定義とは、なんでしょうか。
まず、何よりも、自社のテーマに直結している事。
次に、自社が理想とする「お客様像」を明確にし、そのお客様だからこそ喜んでくれるものは、なにかを想像して、懸賞品を決定することです。
その観点から言えば、自社の商品・サービス。つまり、「そのもの」のプレゼントが真っ先に思い浮かびますし、確かに、一定の効果はあると思います。
しかし、どうしても、
「無料なら貰っておこう。応募するのは、タダだし」
その観点から言えば、自社の商品・サービス。つまり、「そのもの」のプレゼントが真っ先に思い浮かびますし、確かに、一定の効果はあると思います。
しかし、どうしても、
「無料なら貰っておこう。応募するのは、タダだし」
という懸賞ジプシーを呼んでしまうので、ベストとは言えません。
どうせプロモーションをするなら、喜んでくれる人に当たって欲しいですよね。
どうせプロモーションをするなら、喜んでくれる人に当たって欲しいですよね。
※尚、Facebookの懸賞アプリのcrocos懸賞には、当選者の抽選の際に、当選させたい人に当たる迄、抽選をやり直せる機能があります。
この答えは、私の友人の販促コンサルタントの岡本達彦先生から伝授して頂いたのですが、実は「クーポン(or 追加サービス
券 )」です。
こう書くと、クーポンなんて反響が少なくて使えない、という声が聞こえてきそうですね。実は、それでいいのです。
ここを来店型ビジネスで考えます。お客様から見て、第一にクーポンは来店しなければ使えない。第二に、結局は、自分の財布からお金を出さなければいけない。
よって、あなたのお店や商品サービスが本当に興味がなければ、クーポンを使いませんし、それどころか、懸賞自体に応募すらしないでしょう。なので、反響は少ないです。
こう書くと、クーポンなんて反響が少なくて使えない、という声が聞こえてきそうですね。実は、それでいいのです。
ここを来店型ビジネスで考えます。お客様から見て、第一にクーポンは来店しなければ使えない。第二に、結局は、自分の財布からお金を出さなければいけない。
よって、あなたのお店や商品サービスが本当に興味がなければ、クーポンを使いませんし、それどころか、懸賞自体に応募すらしないでしょう。なので、反響は少ないです。
しかし、よく考えてみれば、それなのに応募してくれる人こそが、あなたの会社や商品に興味を持ったファンであり、もっとも、あなたが時間を費やして、リアルとソーシャルで絆を深めていくべき人達なのです。
また、店舗経営者からは、フリーペーパーのホットペッパーの様に、ひたすらクーポンが使える店ばかりを回る、「クーポン・ジプシー」になるのでは、との懸念もあると思います。
確かに、ホットペッパーの場合、紙面にある沢山の掲載店の中から、良さそうな店とクーポンを探して店を回る、「お得で美味しいクーポンの旅」を目的とする人が多いです。
また、店舗経営者からは、フリーペーパーのホットペッパーの様に、ひたすらクーポンが使える店ばかりを回る、「クーポン・ジプシー」になるのでは、との懸念もあると思います。
確かに、ホットペッパーの場合、紙面にある沢山の掲載店の中から、良さそうな店とクーポンを探して店を回る、「お得で美味しいクーポンの旅」を目的とする人が多いです。
しかし、Facebookページのクーポンは、Facebook上で、あなたのお店の投稿を見て、多少でも興味が湧いた所に、来店する切っ掛けとして、懸賞へ応募するなり、クーポンを発行をしたりする。
つまり、「あなたのお店に来て、あなたに会うこと」が目的である、非常に貴重なお客様なのです。
※ちなみに、この場合の、懸賞とクーポンの使い分けですが、懸賞では大幅割引券。それが外れた人には、もれなく、追加サービス券(プラス一品など)か、小額割引クーポンなどがベストです。重要なのは、無料サービスをしない。幾らかでも、お客様に「あなたの会社にお金を払う」という、明確な意思を発揮して貰う事です。
特に中小企業の場合、懸賞系プロモーションの目的は、懸賞でfacebook ページのファン数を水増しさせる事ではありません。
自社に興味を持ってくれる、つながるべきファンとの交流の「きっかけ作り」が、懸賞などのプロモーションであると、考えるべきです。
常に自分の顧客を見据える
いずれにしても、有効な懸賞プロモーションを行う最大のポイントは、貴方の会社の理想のお客様とは誰であるかを、まず明確にすることです。
懸賞を企画する前に、自社の商品サービスを使ってもらい、もっとも喜んでもらいたい人は誰なのか。再認識をしてみてください。そうすれば、 懸賞プロモーションの答えも自然と、思い浮かびますよ。
今回のまとめプロモーションは安易にお金で済ませず、お客様を想像して考える
ソーシャルメディア活用による、コミュニティ形成により実績を上げたい御法人様は、はちえん。にお問い合わせ下さい
http://8en.jp
お問い合わせ:sakata@8en.jp
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