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ものづくり、製造業

2009年09月05日

岐阜・愛知・三重の製造業は注目!グレーター・ナゴヤ・クラスターフォーラム2009

ボディコート・ジャパンジュリアン・ベイショア社長から、twitterで教えて頂いた情報です

これからの製造業の生き残りの絶対要素!
それは、世界市場の動向に合わせた、製造の経営判断を下せるか、否かです。

中部産業経済局が中心となって展開している、グレーター・ナゴヤ・イニシアティブという枠組み。そこが大きなイベントを行います。

特に中小製造業は、世界を意識したものづくりの見識を広げる為、ご参加されては如何でしょうか。

尚、お申込みは、このトピではなく、下記の公式サイトよりどうぞ。
グレーター・ナゴヤ・クラスターフォーラム2009
航空・宇宙産業グローバルクラスター形成に向けて

海外の航空・宇宙産業のビジネスチャンスや、海外展開における法的留意点等をお教えします!

グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ協議会(GNIC)は、この度関係機関と合同で、航空・宇宙分野を、裾野の広い豊穣な産業集積を背景にしたグ レーター・ナゴヤの大きな魅力の一つとして国内外に発信するとともに、外国企業とのアライアンスや、他産業からの航空・宇宙分野への新規参入の促進を目的 に、成長著しいメキシコ航空・宇宙産業ミッション団および欧州メーカーを招聘し、海外の先進地域のビジネスチャンスについて学ぶための、フォーラムを開催 します。

また併せて、企業が海外へ事業を展開する際における、法務上の留意点や問題事例について学ぶセミナーも同時開催します。

なお、フォーラムに出席の幅広い参加者による活発なビジネス交流を促進するため、交流会も開催しますので、皆様是非ご参加下さい。




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2009年09月02日

民主党の雇用政策と中小企業経営

民主党の大勝利の興奮も、幾許か落ち着いてきました。

さて、中小企業の経営層から注目をされているのが、民主党政権下で経済再建を、どうやって行うか

この辺りは、具体的な政策論争に入らないと見えて来ない部分が多々あります。
その成り行きを見守りながら、随時、情報を当ブログにアップしていきますので、宜しくお願い致します。

私の専門は人材業=雇用ですので、今回は、民主党の考える雇用政策の大枠で、中小企業が注意して見ておくべき部分を、ザザっと解説してみます。

【雇用安定政策は経済状況の見極めが重要】


民主党の基本は内需拡大による景気の建て直しです。

そして、内需拡大を、国民の雇用安定と生活の充実により、実現しようとしています。
賛否両論の子ども手当は、その最たる政策ですね。

そして、雇用政策として重要視されているのは、非正規社員の正規化。
つまり、派遣・パートで働く人々を、どんどん、正社員として働ける様にしていく事です。
(この辺りは、以前に書いたエントリー民主党が勝った場合の労働者派遣法改正案/派遣先への影響も御参照下さい)

また、非正規雇用であっても、正社員と比べて賃金が安いなど、不平等な取り扱いの平等化もテーマに上がっています。

更に、最低賃金を時給1000円に引き上げるとの政策も掲げています。

但し、これらの政策を推し進めすぎると、社員採用をリスクと捉える企業が増えます。

その結果、中小企業は採用を控え、大企業は人件費の安い海外に生産拠点を移し、現在で過去最悪の失業率を、更に悪化させるとも言われています。

民主党が経済状況を見据えた、段階的な雇用対策の実施が行えるか否かが、日本の命運を分けます。

また、企業は、民主党が失敗したとしても、自社の経営は成り立たせる、人事組織の有り様を早急に確率すべきでしょう。

【雇用調整助成金・セーフティネット】

自民党が行った目玉政策として、企業のリストラを防ぐ為に休業補償に対して助成を行う雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定助成金)。 企業倒産を防ぐ為の緊急融資を行う、セーフティネットの拡充などがあります。

実際、これらが無ければ、過去最悪の失業率5.7%を、遥かに上回る数字が出ていたのは明白です。

その一方で、民主党は、自らの政策実施へ、財源確保の為に、下記の様な予算の見直しが必要です。
09年度補正予算を執行停止へ=概算要求も見直し−民主

民主党は政権発足後、麻生内閣が経済対策として策定した2009年度補正予算の執行停止に踏み切る。31日に締め切られる10年度予算の概算要求も見直す方針だ。
(中略)
財務省は民主党の衆院選勝利を踏まえ、補正予算の執行停止に向け、関係省庁と調整に入る。5月末に成立した補正予算は総額約14兆円。主な執行停止対象は、官公庁施設整備費(2兆9000億円)や「国営漫画喫茶」と批判されたメディア芸術総合センター(117億円)といった公共事業のほか、「緊急人材育成・就職支援基金」など46基金への計4兆3700億円の支出。長期的な対策効果を得るため複数年度分が計上されており、未執行額が多い。
(後略)
2009/08/30付 時事ドットコムより
上記に、中小企業緊急雇用安定助成金は含まれていませ。
現在、中小企業の経営に直結している、事業支援系の重要施策の見直しがあるという話もありません。
(追記 2009.9.2)
一部のネットの噂で、ものづくり補助金も執行停止の対象になっているとの話がありますが、現時点では、そのような話はありません。
仮に、補正予算の見直しに、それらが執行停止す入る事となれば、特に中小企業(特に製造業)に多大な影響を及ぼす事は必死。
中小企業の倒産・リストラの増加を招く執行停止を、今のタイミングで行うとは考え辛いです。

しかし、何が出てくるか分からない政局。中小企業は、常に変化していく雇用政策の把握が重要です。

経済だけでなく、政治も激流の如く大変化する中、ダーウィンの進化論の通り、それに対応する者だけが生き残る事が出来ます。

経営者は細心の注意をもって、政治もしっかりと見守りましょう。


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2009年08月26日

新型インフルエンザ!BCP(事業継続計画)が製造業の受注を左右?

さて、新型インフルエンザの大流行化していく中、俄かに脚光を浴びているのが、企業のBCP(事業継続計画)の策定・運用です。

そもそもBCPとは、大型地震や新型インフルエンザなどの大災害の発生を想定し、事業継続の早期復旧の方法などを定めるものです。

東海エリアでは、既に東海地震に備えたBCPの策定は進んでいましたが、今回の新型インフルエンザを受けて、下記の様な動きが出ています。
車大手3社、新型インフルエンザなど“未知のリスク”に対応

トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの自動車大手3社は新型インフルエンザなど“未知のリスク”への対応で、事業継続計画(BCP)の強化に相次いで乗り出す。

(後略)
引用元:2009年08月24日付 日刊工業新聞より
内閣府、BCPの優遇措置−経営層の意識改革へ具体策検討

内閣府は緊急時事業継続計画(BCP)を策定・運用している企業が経済的なインセンティブを受けられる環境を整備する。地震災害や新型インフルエンザに対して“抵抗力”のある産業基盤づくりを推進するのが狙い。
防災白書によると「BCPを策定済み」は大企業でも2割に届かず、中堅企業では1割にとどまっている。
企業の取り組みが進まない主因は経営層の理解不足や無関心にあるとみて、経営層が策定・運用に前向きになれる仕組みを整える。
2011年度からの実現を目指す。

(後略)
引用元:2009年08月25日付 日刊工業新聞より
大手メーカーは新型インフルエンザに備えたBCPを見直し、政府はBCPの策定が進まない中小企業を支援する。そういう図式になりつつあります。

そうなると、大企業などでは、部品供給を受けるサプライヤーに対し、新型インフルエンザにおけるBCPの策定を求める動きがあって、なんら不思議は有りません。

そもそも、今回の新型インフルエンザ以外にも、発生が懸念されている、鳥インフルエンザなど、インフルエンザの脅威は、ある意味、東海地震以上の発生確率が見込まれます。
そして、特に大企業であれば、災害後の安定した供給体制の有無が、サプライヤー選択の大きな一因となる事は充分に考えられる事です。

逆に考えれば、中小製造業が地震・インフルエンザに対してBCPをキチンと策定・運用し、それをクライアントに明示する事が、平時でも、同業他社との差別化として、営業上の有利なポイントになり得るという事です。

そうは言っても、「BCP(事業継続計画)の策定」と聞いただけで難しそうな話です。きちんと努力して、多少の時間を掛ければ、BCPを作れる資料を、行政が用意してくれています。

まずは前回にもご紹介した、下記が中小企業向けの情報ポータルとしては秀逸です。

中小企業向け新型インフルエンザ対策に関する情報提供資料のご紹介について
(中小企業庁 事業環境部 経営安定対策室)

が、上記だけでも情報量が多いので、その中からBCP策定に関して有用な情報をチョイスすると下記です。
中小企業BCP策定運用指針を用いた新型インフルエンザ対策のための中小企業BCP策定指針
中小企業が新型インフルエンザ対策に取り組む際に必要な基本的知識や、中小企業BCP策定運用指針に基づき、新型インフルエンザ対策に対応したBCPを策定する際に必要な情報をまとめました。
上記資料で新型インフルエンザに対応した、BCP策定のポイントを把握した上で、次に下記資料で実際のBCP作りに取り組むと良いでしょう
中小企業BCP策定運用指針[中小企業庁]
この指針は、中小企業へのBCP(緊急時企業存続計画または事業継続計画)の 普及を促進することを目的として、中小企業関係者や有識者の意見を踏まえ、中小企業庁が作成したものです。指針には、中小企業の特性や実状に基づいたBCPの策定及び継続的な運用の具体的方法が、わかりやすく説明されています。 
この指針に沿って作業すれば、
サンプルのような書類を完成することができます。
尚、BCP策定については、今後、東海エリアでも行政主催で企業向けの研修なども開催が予想されます。
そういった情報も当ブログ、製造業向けメルマガにて紹介させて頂きます。

また、ニーズが多ければ、東海ものづくり元気会!にてBCP策定・運用セミナーの開催も検討しています。
御希望の方があれば、その旨、御意見を下さい。

【最後に】
ピンチをチャンスに変える!
と、よく言います。
記述の様に、今回の新型インフルエンザですら、捉え方でチャンスとなります。
常に、悪い状況を、そのままにするのではなく、それを前向きにビジネスに変える努力により、各中小企業の将来を明るい物にして頂ければ、幸いです。
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2009年08月24日

山田昭男vs報連相コンサルタント/インターネットみらい塾 第3回

未来工業の創業者であり、中小企業経営の神様と称され、常にビジネス誌・新聞・テレビなどで特集される、山田昭男氏を塾長に迎えて、山田塾長の経営哲学・経営戦略をインターネット上で動画配信する、「インターネットみらい塾」

その第3回は、神をも恐れぬ特別企画!

未来工業が 報連相禁止で知られる事は有名です。

なのに 中部経済新聞の連載コラムでも御馴染み、報連相コンサルタントの滝澤道幸と、山田塾長に対談をして頂きました!
yamadatakizawa

一体、どんな話になったのか?
そもそも、ちゃんと対談が成立したのか?

その応えは動画にあります。
中小経営者からサラリーマンまで、是非、ご覧下さい。

【注】本インタビューのお話は、山田塾長のご個人の見解であり、 未来工業の企業体としての見解では無い事を、かならず理解の上、動画をご参照下さい。

【注】インターネットみらい塾は、株式会社ヒューマネットの坂田誠が世話人として、運営しております。
中小企業家同友会のみらい塾とは関係性はございません。



※こちらはパイロット版です。まだ僅かに編集が残っているのですが、御希望が多い為、公開させて頂きます。

インターネットみらい塾 発起人
株式会社ヒューマネット 専務取締役 坂田誠

動画撮影・動画編集
夢をカタチにする映像制作会社 MK-PLANNIG


[バックナンバー]

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2009年08月20日

東海ものづくり元気会!顧問に未来工業 山田昭男氏

岐阜・愛知の前向きな製造業の若手幹部が集い、切磋琢磨して自社、及び地域経済の振興を行う団体、東海ものづくり元気会!

この度、岐阜が誇る中小製造業の経営の神様と言われるカリスマ経営者、株式会社未来工業の創業者の山田昭男氏に、東海ものづくり元気会!の顧問に就任して頂く事を御了承頂きました。

山田昭男氏には、特に中小零細企業が利益を出す為の経営・差別化について、ご講話の機会を頂く事になります。

若い連中をビシビシ鍛えて頂けるとの事で、期待大!

是非、岐阜・愛知の製造業の若手幹部の方々は、東海ものづくり元気会!に御入会下さい。



[オマケ]山田昭男氏と首里城(の看板)
世界遺産と山田昭男氏



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2009年08月19日

既に警戒レベル!新型インフルエンザの大流行に対策を!

新型インフルエンザの感染者が全国的に急増している情勢を受け、舛添厚生労働相は19日午前、記者会見し、「本格的な流行が始まったと考えていい」と話した。そのうえで、このまま感染が拡大すれば医療機関で重症者対応ができなくなるとして、「感染の拡大防止には一人ひとりが対策を実践することにつきる」と呼びかけた。同日には名古屋市の80代女性が新型インフルエンザで亡くなり、国内の死者は3人となった。

舛添氏は、流行の本格化は秋以降としていた従来の予想に反し、真夏でも感染が拡大していることについて、「私も予想できなかったことだ」と説明。「夏休み中なのに増えている。9月になって学校が再開されると感染が急激に拡大する危険性があると思う」と述べ、医療機関の負担増大に懸念を表明した。
(後略)
2009年8月19日12時28分 付 asahi.comより引用
報道が沈静化している間も、感染は着実に広がっていた、新型インフルエンザ。

ちなみに、厚生労働省の資料の予想によると、最大で新型インフルエンザの感染者数は2500万人。国内で4人に1人は感染する計算です。

最大感染になった場合の、どのような被害を各産業に齎すのか、現時点で検討がつきません。

当ブログでは、製造業を中心に、インフルエンザの考えられる被害と、その対策など、情報を発信していきます。
今しばらく、お待ち下さい。

が、その前に、政府が出している、中小企業向けの新型インフルエンザ対策資料を紹介します。

一読の上、新型インフルエンザの大流行時の対策・準備を練っておく事が懸命でしょう。

中小企業向け新型インフルエンザ対策に関する情報提供資料のご紹介について

(平成21年4月 中小企業庁 事業環境部 経営安定対策室)
  • 特に「新型インフルエンザとBCP(事業継続計画)」は、直ぐ一読の上、社内掲示等も良いかと思います。
  • 「新型インフルエンザ対策のための中小企業BCP(事業継続計画)策定指針」は冊子のボリュームがありますが、通して読んでおくべき資料です。時間を作って、御一読下さい。
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2009年08月11日

愛知県の製造業で経営戦略を勉強したい若手社長へ

岐阜・愛知の前向きな製造業の若手幹部が集う、東海ものづくり元気会!では、生産・営業・人事など、中小製造業発展する為の経営戦略を、会員同士で勉強する会、その名も「製造業の経営戦略 勉強会」を行う事となりました。

その勉強会ですが、先ずは10月に愛知県扶桑町で開催します。

今回は報告者に、小企業ながらも意欲的な「攻めの経営で経営を伸ばしてきた、三笠製作所石田社長に、保守的な業界を打破してきた、経営戦略&販売戦略について語って頂きます。

受託型からメーカー型に脱却したい中小企業や、思うように製品販売が進まない中小企業に、必見の勉強会です。

特に今回は、愛知県での開催ですので、愛知の製造業の若手経営者・幹部は、是非、ご参加下さい。
2009/10/09 丹羽郡扶桑町で開催

製造不況!
大きな逆転打を模索している小さな製造業へ!


制御盤の設計・製造・販売の三笠製作所
驚きの経営戦略
  • 3年24h365日、3h以内に対応の保守サービスは追加費用無し
  • 50 万円以下の見積りは当日発行!その他の見積書も超速発行
  • 豪華ショールームを常設。技術セミナー開催で参加者多数
  • 制御盤の活用情報満載の小冊子次から次に制作・配布
  • 現在3サイト、目標15サイトの積極的なIT営業
保守的な製造業の業界の常識を超越!
小さな製造業が、大効果の新経営&新営業戦略を語る
091009

詳細・お問合せは、常識破り!で顧客獲得せよ!の公式ページを御参考下さい。

また、三笠製作所さんの営業戦略の一翼を担う、技術セミナー「即効性のあるコストダウンを実現する! 生産現場のコストダウン技法」も8月19日に開催されます。

今回の勉強会と合わせて参加して、理論と実践を比較すれば、大きなヒントになる筈です。
宜しければ、御参加を御検討下さい。



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2009年08月09日

ものづくり補助金の都道府県別ランキング

さて、昨日に続きものづくり補助金の第1次公募の認定ネタを。

今回、全国中小企業団体中央会の1655件の助成金の採択データの集計から、都道府県別のものづくり補助金(試作開発等支援事業)の採択数のランキングを作成しましたので、ご参考にどうぞ。

(長いので、続きを読むで全体表示をお願いします)続きを読む


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2009年08月08日

助成金/ものづくり補助金の採択された岐阜の製造業

さて、2回の延期の末、ものづくり補助金第1回公募の採択企業の1655件が結果発表されたのは、先のエントリー記事の通りです。

その採択企業名と採択内容については、全国中小企業団体 中央会の採択企業一覧のPDFで閲覧が出来ます。
それによると、岐阜県では60件が認可されました。

PDF資料には、申請番号がついており、それから逆算すると、岐阜県の助成金の申請数は約250件と推測されます。

すると、岐阜県での採択倍率は約4倍だったという事ですね。

と言う事で、今回のエントリーでは、ものづくり補助金の、岐阜県の採択60件について、企業名と事業計画名をリスト形式で挙げてみます

尚、ホームページがある企業は、リンクもつけておきますので、事業計画の内容と、ホームページの会社内容を比較すると、色々なヒントがありますよ。

(採択リストは長いので、「続きを読む」で全体表示をして下さい)

ちなみに、お気づきの方もあるかと思いますが、第1回公募の採択企業の1655件のPDF資料助成金の申請の有無に関わらず、製造業にとって、活用できる非常に有用な情報ですよね。

気付いておられますか?

どう活用するか、イマイチ分からない方は、その活用法を下記に発表します(このブログでは書きません)ので、興味ある方は、そちらを御参考下さい。
続きを読む


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2009年08月07日

速報!ものづくり補助金の採択結果

製造業に速報!

ものづくり補助金の採択結果が発表されています。


メインである、試作開発等支援事業については総数7387の申請に対し、採択件数1655であり、倍率は約5倍と、予想通りに狭き門になりました。

また、2000件採用なので残る採用枠は345件になる筈です。
(訂正 2009.08.10)
すいません、ここは間違いです。

正しくは、補助金枠の予算が550億円あるうち、第1回公募の採択された予算を差し引いて、残りの約100億円(日刊工業新聞によると、約135億円)第2回公募で使い切る形になります。
尚、第1回公募の、事業計画の1件あたりの補助金の平均が2500万円でしたので、それと同程度であれば、第2回は約500件くらの採択になると推測されます。
そして、ものづくり補助金の第2回公募締め切りが08/14
(追加 2009.08.10)
ここも追加事項があります。

新規応募は08月14日が締め切りです。
しかし、第1回の公募で落選した事業計画を訂正して再提出の場合は、締め切りが09月03日までになっております。
新規提出の他、第1回で落ちた応募の訂正しての再提出もある筈で、倍率は5倍を超える可能性もあります。

その一方で、お盆休みを入れるので、思ったよりも倍率が低くなる可能性もあります。
(訂正:再提出の場合、09/03まで受付ですから、倍率が高くなる事は否めません)

第2回の公募に提出するか否か、微妙なところですが、助成金申請は落ちても企業に損害の無い話ですから、出してみては如何でしょうか。続きを読む


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2009年08月06日

雇用調整助成金の支給申請期限が2か月延長

※雇用調整助成金及び雇用調整助成金の支給申請期限が平成21年6月23日以降のものについては、支給申請期限が2か月となりました(従来は1か月)。
厚生労働省HPより)
雇用維持の為に多数の企業が活用されている、雇用調整助成金中小企業緊急雇用安定助成金の支給申請期限が2か月に延長されました。

何かと作成が大変な支給申請でしたので、2ヶ月の伸びる事は良い事ですが、提出が遅れれば、当然、助成金の入金も遅れますので、その点には注意が必要です。

合わせて、延長になったのは支給申請であって、休業・教育訓練の実施計画の提出については、今まで通りに、事前申請ですので、勘違いをされないようにお気をつけ下さいね。続きを読む


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2009年08月01日

東海ものづくり元気会!第1回 交流会のご報告

昨夜、岐阜・愛知の前向きな製造業の若手幹部が集う、東海ものづくり元気会!の第1回の交流会が、岐阜県各務原市にて開催されました。

今回は25社30名もの、岐阜・愛知の製造業の明日を担う、若手幹部の皆様にご参加を頂きました。

初回の交流会という事もあり、運営に不手際が目立ちました。
参加をされた方々にご迷惑をお掛けした事、誠に申し訳ありませんでした。

肝心の交流会の中身ですが、最後の最後まで歓談が止まらず、電車の時間もあって、泣く泣く交流会を終了したほどの盛り上がり!でした。

実際の盛り上がりぶりは、下記の記念写真を見て頂くと、交流会の空気を感じて頂けると思います。
090731low

皆さんから頂いた感想で共通していたのは、
これだけ前向きで元気な製造業の若い人達が、大勢集まる会は良い
という感想です。

私も、今回の交流会の皆さんの熱気を感じて、東海ものづくり元気会!が地元のものづくりに貢献できる会になる事を、確信しております。

第2回の交流会は、未来工業の創業者の山田昭男氏がオブザーバー参加ということもあって大人気。
10月開催にも関わらず、既にSOLD OUTです。
誠に申し訳有りません。

が、これからも、交流会企画も随時ご案内をさせて頂きますので、何卒、宜しくお願い致します。

岐阜・愛知の前向きな製造業の若手社長・後継者・幹部は
東海ものづくり元気会!へご参加下さい

東海ものづくり元気会!Presents

年間休日140日、残業一切無しで高収益の現場の秘密に迫る

製造業の為の未来工業の工場見学

上記の工場見学研修も30名定員の半分が埋まりました。ご希望の方は、お早目にご連絡を下さい。


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2009年07月30日

民主党のマニフェストから、中小企業に与える影響を分析

夏の衆議院選挙が近づいてきています。

今回、私は民主党勝利とみています。が、当然、そうなった場合は、今の自民党政権下から、中小企業の経営環境が変わることを想定しなければなりません。

今回、特に、経営側から見て、中小企業が影響を受けると思われる政策を、民主党のマニフェストから抜粋します。
(ちなみに、マニフェストなんですね。今までマニュフェストだと思っていました…)

※引用元は、全て、民主党公式サイト 民主党の政権政策Manifesto2009より
35.中小企業向けの減税を実施する
【政策目的】
○中小企業やその経営者を支援すること
で、経済の基盤を強化する。
【具体策】
○中小企業向けの法人税率を現在の18%から11%に引き下げる。
○いわゆる「1人オーナー会社(特殊支配同族会社)」の役員給与に対する損金不算入措置は廃止する。
【所要額】
2500 億円程度
一瞬、良い事だと思いますが、肝心なのは、経営が黒字にならない限り、減税の恩恵に預かれない事、でしょうね…
38.雇用保険を全ての労働者に適用する
【政策目的】
○セーフティネットを強化して、国民の安心感を高める。
○雇用保険の財政基盤を強化するとともに、雇用形態の多様化に対応する。
【具体策】
○全ての労働者を雇用保険の被保険者とする。
○雇用保険における国庫負担を、法律の本則である1/4 に戻す。
○失業後1年の間は、在職中と同程度の保険料負担で医療保険に加入できるようにする。
【所要額】
3000 億円程度
パート・アルバイトなどの、雇用保険適用外の労働者の雇用が多いほど、企業負担は増えます。
また、国庫負担が本則である1/4 に戻っても、それで料率が下がるとは、一言も書いてないので、勘違いをされない様に。
39.製造現場への派遣を原則禁止するなど、派遣労働者の雇用の安定を図る
【政策目的】
○雇用にかかわる行き過ぎた規制緩和を適正化し、労働者の生活の安定を図る。
○日本の労働力の質を高め、技術や技能の継承を容易にすることで、将来の国力を維持する。
本件については、ブログの過去エントリー「民主党が勝った場合の労働者派遣法改正案/派遣先への影響編」で詳細解説をしていますので、そちらをご覧下さい。
40.最低賃金を引き上げる
【政策目的】
○まじめに働いている人が生計を立てられるようにし、ワーキングプアからの脱却を支援する。
【具体策】
○貧困の実態調査を行い、対策を講じる。
○最低賃金の原則を「労働者とその家族を支える生計費」とする。
○全ての労働者に適用される「全国最低賃金」を設定(800 円を想定) する。
○景気状況に配慮しつつ、最低賃金の全国平均1000 円を目指す。
○中小企業における円滑な実施を図るための財政上・金融上の措置を実施する。
【所要額】
2200 億円程度
パート・アルバイトが主力の業態には、大きく経営を直撃する課題です。

流石にいきなり時給1000円ではなく、経過措置は取られるようですが、それでも時給800円。
北陸・九州・沖縄・北海道など、特に平均時給が低い地方では、中小零細企業の死活問題になりかねない気が…。

また、実施を図るための財政上・金融上の措置も、所用額2200億円程度。これで、中小企業が円滑に、移行できるのでしょうか…

同時に、製造業を筆頭に、機械設備導入や改善・見直し活動による合理化が必然的に進み、結果として、雇用機会の減少に繋がる可能性も推測されます。

尚、本件、民主党では、可処分所得の拡大により、内需拡大の原動力となる、という理論になっている事も、合わせて書いておきます。
41.ワークライフバランスと均等待遇を実現する
【政策目的】
○全ての労働者が1人ひとりの意識やニーズに応じて、やりがいのある仕事と充実した生活を調和させることのできる「ワークライフバランス」の実現を目指す。
【具体策】
○性別、正規・非正規にかかわらず、同じ職場で同じ仕事をしている人は同じ賃金を得られる均等待遇を実現する。
○過労死や過労自殺などを防ぎ、労働災害をなくす取り組みを強化する。
具体策が、具体的で無いので、何がどうなるか分かりません。
が、もし徹底的に、これをやるのであれば、本当に上手に進めないと、中小企業は、正社員の労働条件の切り下げで均等化、という形にならざるを得ないのでは、と心配します。

尚、この他にも、民主党の政権政策Manifesto2009には、色々な政策が挙げられています。

十分に読めるボリュームです。経営者の方は、マスコミ報道だけではなく、ちゃんと自分でも一読をした上で、民主党政権の場合の会社運営の想定をしておきましょう。

P.S1
当然、これは今のマニフェストですので政権交代後には、色々と変わる可能性があります。
実際、選挙前でも、こういった事例も出ていますし…

民主マニフェストあわてて追加 橋下・東国原氏反発受け(朝日新聞)

P.S2
これは私なりの分析した結果であって、民主党が良いとも、悪いとも言っていません。
私自身は(大人の事情で)民主党支持とも、自民党支持とも、どちらとも書きません。
ご了承下さい。


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2009年07月29日

東海ものづくり元気会!から特別な工場見学企画

岐阜・愛知の製造業の若手幹部の組織、東海ものづくり元気会!が好調です。

8月16日の発足から、参加は40社越えました。

10月の交流会も好評で、定員に達したので受付終了。
今週の金曜日の7月交流会は23社が参加予定です。

今夏の目標100社も、達成できると踏んでいます。

そして、好評の御礼として、地元製造業の為の、超特別な工場見学の企画しました。

こちらも早期の申込みの受付終了が予想されます。
是非、岐阜・愛知の製造業の若手幹部の方は、ご参加下さい。

年間休日140日、残業一切無しで高収益!な現場の秘密!!
製造業の為の未来工業の工場見学


東海ものづくり元気会!を日本の製造業の歴史において、伝説の会にしていきたいと思います。
岐阜・愛知で各製造業のトップリーダーを目指す方は、是非、ご参加下さい。


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2009年07月21日

ものづくり補助金 第1回公募の結果発表が更に延期

以前、ものづくり補助金 第一次公募の結果発表が7月24日に延期というエントリーをお知らせしましたが、応募多数が予想以上の為、審査に時間がかかり、更に8月へ発表延期になっています。
「ものづくり中小企業製品開発等支援事業補助金」の採択に関する再度の日程変更について

標記補助金事業に係る第1回公募締切(6月24日)分の採択決定・結果公表予定日を、過日、7月10日から7月24日に変更する旨本ホームページ上においてお知らせしたところですが、事業者の皆様から多数の応募申請があったため、当初の想定より審査に時間を要している状況です。

このため、再度、採択決定・結果の公表予定日を次に掲げる期日(8月7日(金))に変更させていただくこととしましたのでお知らせいたします。

応募いただいた事業者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、採択決定まで今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

○第1回公募締切分の採択決定・結果公表予定日  平成21年8月7日(金)

【お問い合わせ先】
全国中小企業団体中央会
ものづくり中小企業支援センター 電話03−3523−9640


平成21年7月16日 全国中小企業団体中央会 より
2回も発表延期するほど、第一回の公募数が多かった事の裏付けですね。

仮に8月中に、ものづくり補助金の第2回の公募受付があったとしても、採択倍率は、かなり上がって厳しいものとなるでしょう。
製造業も、こういった情報を早く知って、それを活かせるか否かが、生き残りの鍵ですね、本当。

第一次公募に申請された、弊社と縁ある地元の製造業の方々の、補助金の採択をお祈り致します。
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